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変態学園の日常
【学園物 官能小説】

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第13話 29番日誌L-2

 次のスライドはガラッと変わり、何かの工場のようだった。 コンベアで流れてくる製品をマシーンハンドで箱に詰めているんだけど、その操作レバーを口枷と目隠しをした女性が、膣で握って動かしている。 両手を後ろ手に高速し、足は膝を直角に曲げたかなりキツイがに股で、胸をはって顔をあげている、 見えないのにどうやって操作しているかというと、正しい方向に操作した場合にレバーには微弱な電流が流れる仕組みになっていて、その電流を常に膣に流すことちゃんと操作できるという。 次の写真は、口枷にホースが連結され、流動食が流し込まれるシーンだ。 ところが女性が呑込もうと喉を鳴らした途端、操作が乱れてコンベアの箱詰めが失敗する。 原因は常に体内が微量の通電に晒されているため、呑んだ液体を通じて消化管が痙攣し、レバーを咥えた膣の動きが乱れるからだった。 けれど粉末にしてしまうと噎せることで操作が乱れるし、固形にすると咀嚼による微動が操作効率を下げてしまう。 そこで【草井】さんは冷凍乾燥(フリーズドライ)を提案し、流動食をほぼそのままの形で供給したところ、女性は『連続正常稼働26時間』を達成できた。 真四角の塊を頬張りながらレバーを咥えた腰を振る写真には、『稼働時間20時間OVER』の文字が赤く灯っていた。

 次のスライドでは、全身タイツに胸だけくりぬいた衣装をつけた2人の女性――どちらも撓(たわ)みが一切ないパツパツのおっぱいをしてる――が、互いの乳首をクリップで繋いで引っ張り合っていた。 【草井】さん曰く、北アメリカ大陸のスポーツジムに派遣されたときの写真で、右の女性は『プロの乳首相撲選手』なんだけど、【草井】さんが栄養管理に関わった対象だそうだ。 この写真は彼女が一般の女性と『乳首相撲』で勝負して何連勝できるか挑戦しているところ。 彼女は『乳首相撲ランキング』が10位で、ランキングを上げるために日々誰かと乳首相撲に取り組んでいるものの、いつも50連勝辺りで負けてしまうらしい。 (ちなみにランキングを上げるには、上位ランカーに乳首相撲で勝利するか、ランク外女性(つまり一般人の女性)に『500−自分の順位の2乗』回連勝する決まりだそうです。 彼女の場合は『500−100=400』回連勝すればランクが9位にあがるわけです)
 『乳首を強化する・乳首の勃起力をあげる・乳首の張りを増す』ために【草井】さんが提案したメニューは、乳首とクリップの接続を強めるため、乳首周囲の乳蕨(にゅうけつ)と乳腺を活性化させるものだ。 写真ではオートミールを食べながら、小さなボトルを鼻の穴に挿している姿。 エストロゲンとオキシトシンを豊富に含んだニンニクをすり潰し、点鼻薬として通常の食事に加えることにしたらしい。 それだけで彼女の乳首は粘度、硬度ともに見違えるようになったとか。 次の写真では真っ赤に腫れた乳首からクリップをぶら下げ、万歳している姿が写っていた。 結果として【草井】さんが派遣された3か月の間だけでランキングを5位まで上げることができた。

 そんなスライドの後、【草井】さんに対する質問の時間が設けられた。 この時間帯になると、逆立ちをしている腕がパンパンになってて、本音をいうと質問を考えるどころじゃなかったんだけど……12号教官が『質問がある牝は右足を上げなさい』っていわれたら、そうするしかない。 みんなも同じで、バランスを崩さないよう用心しながら、右足をピンと伸ばす。 当てられた人は『栄養管理士になって辛かったことは』とか『楽しかったことは』とか、色々聞いていたけれど、本音をいうとあんまり覚えてない。 それよりか、最後に【草井】さんが言った言葉が印象に残っている。
 
『貴方たちが必要とされる場所は、与えられないし、存在しない。 でも、必ず作ることはできる』

 ……存在しないけど、作ることはできる……なんだか意味深で、わかったような、分からないような、不思議な響きだと思う。 何をいっているかは分からないけど、何をいいたいかは分かるような……う〜ん、とにかく私の中にしっくりくる言葉だ。 約2時間の講演の後で、教室で200文字の感想文を書く。 机の上に登って、鉛筆をおまんこで握りながらかくと、200文字にたっぷり1時間かかった。

 体育がなかっとはいえ、2時間逆立ちをして、1時間オマンコを締めっぱなし……実質的にかなり運動してますよ、私達。 終礼の時は、しっかりトレーニングしたみたいに、みんなして汗がびっしょりでした。 


 


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