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変態学園の日常
【学園物 官能小説】

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第7話 29番日誌F-1

〜 29番の日常 〜



―― 5月○日 晴れのち曇り ――


 トレーニング体育館を使ったマット運動が始まったから、今日のテーマは体育にして、マット運動についてメモしようと思う。

 柔軟、準備体操を念入りにこなしてから、白くて長いマットを体育館に敷く。 10メートルごとにマット側面にゴム輪がついていた。 私達はゴム輪1つにつき1人が並び、肛門にねじ込んで腰を落とす。 こうやってマットが振動で揺れないよう抑え込むワケだ。

 ゴム輪は左右に5個ずつあり、交替々々でお尻に加える。 それ以外のメンバーが、例えば『前転』『後転』『開脚前転』『開脚後転』『伸脚前転』『伸脚後転』『側転』、難しいところだと『ハンドスプリング』に『ロンダート』といった技の数々――をマット上で繰り返した。 みんなそこそこ運動神経はいいからだろう、下手な子はいても、幼年学校の時みたいに全く出来ないで叱られる子はいない。 肌色の裸体が次々に回転する様子は、さながらお菓子のような風情がある、なんて言ってみたり。 私もその中の1人なんだけどね。

 一通り基本演技をした後は『手を使わない』で演技をした。 例えば『前転』だったら、手をマットにつかずに首と肩でくるりと回る。 手はというと、自分の陰唇を皺一つないまでビッチリ伸ばし、オマンコを丸出しにする役割だ。 オマンコの皮をビンビンに引っ張りながら前転し、こんもりしたポルチオがはみだすまで拡げながら後転する。 特に開脚前転は、両足首を床にペッタリつけたままオマンコを拡げて回転するため、まるで身体に肛門が2つ開いたようなみっともない姿で廻ることになる。 床に手をつかなくちゃいけない技――側転やハンドスプリング等――は、特別に片手だけマットについてもいい。 その代わり、もう片方の手で両手に勝るとも劣らないレベルで開マンコする決まりになってた。 手を使わないだけでも大変なのに、オマンコを拡げながら演技しろだって。 こういう風に無意味にハードルを上げ過ぎなのは、ここまでくると学園の習慣っていうよりも習性の一種に思えてくる。 

 回転運動の次は『倒立運動』だった。 『カエルの逆立ち』『三点倒立(頭倒立)』『両手倒立』『開脚倒立』『屈伸倒立』――どれもピタッと姿勢をたもつバランスと、身体を支える腕力が必須。 けれど倒立自体は目的じゃなくて、逆立ちをしてから太腿を開き、オマンコをみんなに晒すことが目的だそうで。 私を含めみんな綺麗に逆立ちを決めて、太腿をモジモジさせて陰唇を擦った。 小股があったまってきて、オマンコがねっとりした糸を引きながら蓋を開けるまで股間を強調する。 その上で足を左右へ自分か割り広げるれば、高い場所での御開帳だ。 植物の花弁が開くようにドドメ色のオマンコが陰唇内側の襞を晒す様子は、お世辞にも綺麗なんていえやしない。 辺りに咽るように下品な薫りがたちこめるし、時々膣汁が糸を引いてマットを汚す。 それでもみんなが股間をピタッと止めて、オマンコを見せる動きは、集団行動的に様になっていたと思う。 逆さになった股間は普段の私たちの目線にある。 周りの子の股間を下から眺めていたんだけど、どの股間に色づく花びらも、筋肉質な太腿の真ん中で、淫らな蕾を演じていた。 きっと私のオマンコも、傍からみたらあんな感じなんだろうな……。

 クラス全員が倒立運動をした後には『倒立歩行』の練習が待っている。 その名の通り、倒立したまま歩く運動だ。 トレーニング体育館の端から端まで倒れずに逆立ちできれば合格だ。 
 教官の指示で、下半身(逆立ちしているから、上半身といった方がいいのかもしれません)は第3姿勢。 つまり股は水平に割った上で膝を直角に曲げ、無様な『コの字』をつくった上で、手をついて歩く。 股間より上は静かに上品に動かせ、揺らしちゃダメといわれても、手を前に動かすたびに股間が震える。 教官は、下品な動きが自分でも分かるようにと、尿道に『ヘリウム風船』の紐を咥えさせてくれた。 そっと逆立ちして歩いていても、ちょっとつんのめったりバランスを崩せば、たちまち風船が上下に弾む。 そしたら間髪入れずに鞭が飛んできて、思いきりお尻や胸を叩かれる。 そのまま立ってられるわけがなくて、転んじゃったら、ハイお終い。 もう一度スタートに戻ってやり直しになる。 

 初回の授業で合格できたのは、私と2番さんの2人だけ。 あとはみんな全身を鞭の痕で真っ赤にしながら、揺れる風船と戯れる時間になっていた。



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