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変態学園の日常
【学園物 官能小説】

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第5話 29番日誌D-1

〜 29番の日常 〜


―― 5月○日 晴れ ――
 

 風が肌寒いものの、日差しはほんのり暖かい。 それなりに運動日和だと思う。
 ということで、午後は8号教官も気合が入っていた。

 今週の体育はスプリント、短距離走だ。 下半身の瞬発力は、走ることは勿論、モノを持ち上げたり、お股を締めつけたり、或はピンと爪先を伸ばして感度を高めるといった、様々な分野に応用が効くらしい。 つまり、スプリントのトレーニングは、使い勝手がいい膣をつくる役に立つ、と。 
 
 グラウンドに車座になって座り(第4姿勢・M字開脚でした)、教わったトレーニングの要諦。 それは『野生の姿を取り戻す』こと。 教官曰く、ヒトの牝は淫らな性欲に耽り、はしたない思想に浸ることでだらしない癖がつき、自然な姿から遠ざかっていると言われた。 一方の野生動物は『利き手で自慰に浸る』や『腰をおとして下半身を他人に強調し、露出する』といった悪趣味を持ち合わせていないから、身体能力が高いそうで……。 

 教官に言われるまま、最初の一時間はひたすら動いた。 飛んだり跳ねたり、屈伸したり背伸びしてみたり、激しく足踏みしたり腕を振り回したりした。 ただ、片手は常に膣を揉まされた。 野生の牝として、片時も自慰を忘れない工夫だ。 走ったり動いたりしながら右手で膣をくじるには、どうしても前傾姿勢になる。 常に身体を半ば屈み、前のめりになりながら股間を弄った。

 続いては『癖がついていない野生の姿≒幼児の姿』ということで、姿勢を前に倒したまま腰で支える『骨盤前傾姿勢』の練習だ。 ポイントは、

 ・お尻が上を向くこと
 ・腰の反りが深いこと
 ・下付の膣が真下を向くこと

の3つ。 第1グラウンドの脇に埋められた『タイヤ(馬跳びの練習等に使う)』の前に並ぶ。 2人で1つのタイヤをつかった。 それぞれがタイヤに両手をついて足を広げる。 向き合ってしたことは、お互い腰を反らせること。 身体を前傾させながら上半身を逸らせば、相手のおっぱいが正面にくる。 そのままお互いの乳首をくっつけ続けることで、腰の反りが鍛えられた。 それから、尻たぶの上にエボナイト棒を置いた。 ともすれば転げ落ちそうになるところを、どうにか尻たぶを上に向け、挟むことなく落さずにキープ。 タイヤに両手をついているとはいえ、自分の意志でこの姿勢をとるのは中々キツイ。

 そうやって頑張りながら、教官を待った。 8号教官が膣の真下に紙コップを置いてくれたら、あとは姿勢を変えずに放尿だ。 ちゃんと膣を下に向けれていれば地面を汚すこともない。 教官は綺麗な『骨盤前傾姿勢』になってないと近づいてきれもくれなくて、みんな必死にお尻をあげ、お互いの乳首をシンクロさせ、爪先に力を入れて踏ん張った。 脹脛が吊りそうになる。

 8号教官は、私のところには、終業10分前に来てくれた。 半端に放尿したら、尿が尿道口からよれちゃうと思って、だからフルパワーで気張りました。 自分でもビックリするぐらいの勢いでオシッコがとんで、紙コップに収まったからホッとした。 飛び散った尿滴の分だけ指導(乳ビンタ5発)されただけで、大過なく過ごせたのは嬉しいと思う。

 そんな感じで姿勢を鍛えてから、7限は全力疾走の連続だった。 まず『ゴム紐付きクリキャップ』を全員がクリトリスに装着した。 次に教官が『スクーター』に乗り、全員のゴム紐を一纏めにして握ったまま、すごいスピードで走りだして、慌てて私達は後に続く。 そりゃそうですよね。 クリキャップが外れたら、厳しく指導されるのは目に見えてる。 クリトリスがピンピンになるまで引っ張られちゃ、走らないわけにはいかないし、ちょっとでも遅れればクリキャップが外れちゃうし、走る以外どうしようもない。 

 さっきまでの『骨盤前傾姿勢』で走ろうとした。 でも、スピードが足らなければ、あっという間にクリトリスがカンカンに引っ張られる。 そしたら腰を前に突きだして走ることになり、クリトリスで釣られた魚のようにミジメな姿になっちゃう。 誰かの姿勢が崩れるたびにスクーターの上から鞭が跳んで、引っ張られてるクリトリスが打たれて……私も1回叩かれました。 コーナーリングに失敗して、つい上半身が後ろに反っちゃった時です。 メチャクチャ痛くて、みんなと同じように『ありがとうございます!』と叫んだけど、1発で半泣きになっちゃったな……。

 紐付きクリトリスを躾けられながら、スピードを上げたり下げたりするスクーターについて、グラウンドを20周はしたと思う。 距離にしたら8キロだ。 最後は時速20キロの安定したスピードで走ってくれたので、どうにか『骨盤前傾姿勢』でついてゆくことができた。 20キロはかなりの速さだ。 確かに、瞬発力的にいえば、この姿勢の方が速く走れる気がする。

 でも、学園だから言ってもしょうがないんですけど、もっと素直にトレーニングしたいです。


 


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