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変態学園の日常
【学園物 官能小説】

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第1話 29番日誌@-2



―― 4月○日 ――

 1時間目、音楽。 ハンドベルは苦手。 もっとアソコを鍛えなくちゃ、と痛感。
 2時間目、理科。 地学の採集は外に出られるから、気分転換になる。 
 3時間目、数学。 躰計算の練習。 なんと『10000の位』まで成功!
 4時間目、技術。 工作機器の操作だけで何度もイっちゃいました。
 5〜7限、体育。 行進の練習と、ストレッチです。

 最近、休み時間が楽しい。 
 今日は14番さんとお喋りしたから、これでクラスの35人全員と喋ったことになる。

 雰囲気が変わり始めたのは、22番さんがきっかけだ。 22番さんが休み時間や移動教室の合間に、みんなに話しかけていた。 HRが終わって学校から寮に帰る時も、誰彼となしに、一緒に帰ろうって誘っていた。 みんな、最初は話しかけられてビクビクしていたと思う。 休み時間に喋って怒られやしないかって、そういうピリピリした空気があったし。 でも、そんな中で22番さんが色々してくれて、しかも教官から指導されないのを見て、私たちもどんどん自分から話しかけるようになれたんだと思う。

 言葉って本当に不思議だ。 辛いコトや恥ずかしいコト、苦手なコトや弱音なんかを喋ったとして。 誰かが聞いてくれて、相槌をうってくれたとして、辛いコトがなくなるわけじゃないのは分かってる。 それなのに、まるでフッと消えるみたいに、心の重荷っていうか、辛さが減るのはなんでかなって。 例えば弱音や、ポロッと零れる言い訳とか、そういうのをクラスメイトが聞いてくれるだけで、私は身体も心も元気になる気がする。

 今日は『一緒に数学を頑張ろうね』って、30番さんと励ましあいっこをした。 そしたら、今までは『100の位』までしか出来なかった『躰計算』が、一気に『10000の位』まで出来るようになった。 これってすごいことだと思う。 30番さんも、チラッとしか見てないけど、いままで苦労していた右乳首の演算が出来るようになっていた。 

 おめでとう、30番さん! やったね♪ 




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