41.3人目、研修の終了-3
「学校で一生懸命取り組んだ行事を1つあげてください」
「あの……ぷ、プールです。 プールのシャワーが大好きで……シャワーでマンズリしました。 シャワーを使うのは初めてだったから、あの、勢いも強くて大変だったんですけど……んっ……それでも横からでてくる水で、一生懸命オマンコして……うくっ……!」
ビクン、ビクン。 少女は連続して二度、小刻みに肩を震わせた。 首輪の点灯を伴った完璧な絶頂だ。 先ほどは片手をこっそり服の中にいれて股間をまさぐりながらの会話だったが、今度は両手をスカートの上で上品に揃えたままだ。 そのまま股間を抑えつけることで、疑似的に床オナ二―を再現し、絶頂に至る。
「もう結構。 その行事を通じて学んだことはなんですか」
「オナ……ま、マンズリの気持ち良さです。 いろんなマンズリ方があるって……その、く、クリトリスを弄るだけじゃなく、道具をつかったマンズリがあることを学びました。 道具といっても、その、マンズリ専用の道具じゃなくて、あの……普段使っている道具とか、お野菜とか、そういう……んんっ……そ、そういうもので十分ま、マスをかけるんだなぁって……ふぅんっ!」
同じ刺激で絶頂を連続するのは難しい。 座っていると見せかけて、少女は微かに腰を浮かせ、片手を背後に回して肛門をほじっていた。 慣れれば膣と同様の刺激をもたらす性感帯の集合だ。 アナルオナニーは伊達じゃない。 面接官が『話す時は姿勢を正しく、ジッとするように』と注意するも『ごめんなさい、気をつけます』と答える前に絶頂済み。 その後も『体育祭の騎馬戦で、上に乗りながらオマンコを騎馬の子の頭に押しつけて絶頂しました。 こんな風にしました』といって椅子で股間をゴリゴリしたり、『球技大会でわざとドッジボールをオマンコに当てて貰って、試合しながらこんな風にマンズリかきました』といって床でV字に足を拡げ、セルフ・フィストで潮を噴く。 会話するたびに恥をかき、その都度派手にマン汁を噴くため、椅子の周りは淫臭と水滴でビチャビチャになった。
「ふぅっ……貴女の学校生活は一から十までマスターベーション尽くしじゃないですか。 そんなにマスターベーション、好きなんですか?」
「だ、大好きです! こんな風に、授業中もずっとマンズリしてました」
これ幸いと椅子に座りながら大股を拡げ、両手で膣をくじりだす。 短時間に10回以上もハッスルしたせいで息が荒い。 オナニーを取り繕う余裕はとっくになくなっていた。
「んっ、んっ、んっ……」
「猿でももう少し嗜みがあるものです。 貴女、ほんっとうに最低ですねぇ……。 ちなみに人間として、どう思ってるんです、マスターベーションすら我慢できない自分のことを」
「えっ……ど、どうって……あの……さ、最低の変態だと……はぁっ、んぁっ、んっ、んんっ」
「最低の変態……ねぇ。 ま、自覚があるなら良しとしましょう。 ただ、貴女のような下品で破廉恥な方に勤まる職場があるとは思えませんが。 今日の面接はこれで終了です。 退室しなさい」
トントン、面接官は書類を片付ける。
「あっ、待ってくだ……さいっ。 ま、またイく……イッちゃいます……んんん〜〜っ!」
「さっさと退室しなさい。 貴女のせいで次の人から面接室を変更します。 これじゃあクサ過ぎて落ち着いて話もできませんからね」
「し、失礼します……!」
絶頂直後の気怠さを懸命に振り払い、3号少女はドアに向かった。 一歩すすむたびにスカートから白く濁った液体が零れ、床を汚す様を、面接官が軽蔑しきった様子で眺めている。
最後に振り返って、
「ありがとうございました!」
大きな声で少女は挨拶したが、面接官は既に少女を見てはいなかった。
……。
こうして面接は随時進んだ。 3号のように、オナニー訓練で培った技術を総動員して、面接官に叱られながらも順調にハッスル、恥を掻く訓練生。 2号のように、面接官の注意を受けて正直に面接にとりくむ少女。 或は面接官の度重なる注意に従わず、質問にも答えずマスターベーションに夢中になるあまり、面接を中断されてしまう者もいた。
面接の結果。
初日、訓練室にやってきたもの10名。 途中でオナニーに順応できず、体調不良で脱落した少女を除き、面接にこぎつけた生徒が9名。 面接によりどこかの施設にCランク社会人として補充がきまった生徒が――3号を含む――5名。 3号たちはこれから配属される施設において『職業訓練』を受けたのち、正式にCランク社会人としての日常に入る。
10人中5名……合格率5割。 平均面接突破率が2割ということを考えると、非常に立派な数値といえる。 ちなみに希美の『Cランク認定研修終了条件』は『突破率5割』であり、3号の面接突破のおかげで、希美もまた、無事に研修を終えることが出来たのだった。