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Getされた女
【調教 官能小説】

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切っ掛けは母と娘の交流-1

【A母と娘の交流のため】

10日前のこと。

中学2年生の娘の真希が、スマートフォンを睨みながら何かを操作していた。

「あらあら、真剣な顔して何してるの?」

そういって声をかけて覗き込んでみると、丁度カプセルをモンスターにぶつけるシーンのアニメ動画が流されていた。

「あら?これってニュースでやってるやつよね。どんなゲームなの?」

特に興味は無かったが、最近反抗気味の真希との距離を、少しでも縮めればと思ってやり方を教わった。

元々、何かを集め始めると夢中になる質だった。最近の例では【マメマメサンプル】という、食品サンプルを小さくしたオモチャを集めることに夢中になっていた。そういう性格だったので、モンスターを集めるというコンセプトに真奈美は直ぐに夢中になってしまった。

連日、捕まえたモンスターの種類を真希と報告しあった。

その内に、もっとレアなモンスターを捕まえたくなり、SNSのコミュニティの情報を見るようになった。

元々、【マメマメサンプル】の情報交換でSNSを使っていたから、コミニュテイ参加へのハードルは低かった。

コミニュテイの情報掲示板に、頻繁にレアなモンスターが出現する公園で【捕獲大会をしませんか】という内容の書き込みがあった。家から3駅だったので、参加することにした。

その公園が3日前の休日に真希と行った場所だったことと、書き込まれた過去の参加状況を見ても、結構主婦が多かったことが、参加の決め手になった。

参加者は10人ほどだったが、平日の午後のためか、主婦や学生が多かった。真奈美は同年代の智子という名の専業主婦と直ぐに打ち解けた。話を聞くと、智子はこんな集まりに結構顔を出しているそうだ。

しかし、中には真奈美よりも年輩に見える男も参加していた。

(へぇ〜、平日なのに、こんな人も参加してるんだぁ)

真奈美の視線に気付いた智子から、その男は矢野という名で、不動産を複数所有する自営業者とのこと。時間の融通が利くから趣味も多く、いろんなイベントによく参加していると教えてもらった。

「いい大人で恥ずかしいけど、集めることに興味が湧いてね」

そう言って簡単な自己紹介をした矢野は知識も多く、聞かれるままに上手な捕獲方法などの裏技を他の参加者に教えていた。

参加者と一緒に公園を散策していると、真奈美のスマートフォンが震えて、画面にレアなモンスターが現れた。

「うわっ!レアモンスター出た!」

喜んだ真奈美だったが、少ないカプセルをぶつけてみても、上手く捕獲ができなかった。中々当たらないし、せっかく当たっても、直ぐカプセルから抜け出す始末だ。

「ああん、カプセルあと1個だよ。逃げられちゃうよぉ」

横で真奈美の嘆きを見ていた智子が言った。

「自信がないなら、矢野さんに捕ってもらったらいいんじゃない。ほら、真奈美さんの苦境を知って、こっちに来たよ」

真奈美が顔を上げると、こちらを見ている矢野と目が合った。

「すみません。上手く捕まえられなくて。矢野さん、お願いして構いませんか?」

真奈美は頭を下げて、スマートフォンを矢野に差し出した。

頷いた矢野がそれを受けとると、手慣れた手つきで操作を始めた。

「画面ではわかりにくいけど、こいつはゲームの中では結構離れてるんだよ。だからカプセルは遠くに飛ばさないといけない」

「力加減が難しくて…」

不器用な真奈美にはコツが中々掴めなかった。



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