〈崩壊〉-8
『お兄ちゃんのおチンチンでオマンコ気持ち良くなってる？ねえ、亜季ちゃん、オマンコ気持ち良いの？』
「ごふッ…気持ち良いです…！げふぅ…お、オマンコ…気持ち…良い…ッ」
『イヒヒヒッ…おチンチン頬張りながらオマンコ突いて貰えるなんて嬉しいよなあ？こんな贅沢はねえからなあ？』
彩子の目にはどう映っているのかは分からないが、亜季は愛の元にこの男達が向かわないよう、ただ従っていただけだった。
いくら命令だったとはいえ、大好きな彩子に酷い言葉を吐いてしまったと哀しんでいたし、汚くされてしまった自分の身体を見られてしまう事にも苦しんでいた。
(ごめんなさい…やあたん、ごめんなさい……)
吐き出したくて堪らなくなるほどオヤジの肉棒は臭かった。
その悪臭の元は愛の下半身の〈穴〉にあると知らない亜季は、嘔吐しそうになりながらも必死になって舐め、幼器と子宮を小刻みに揺すられる快感に身体を震わせている。
(だ…出された……！)
何度聞いても鳥肌が立つ長髪男の鼻に掛けた吐息の後、煮えたぎる熱湯を注がれたかのように、子宮全体が熱くなるのを感じた。
悍ましい肉棒が吐き出す精液という名の反吐が、今日もまた胎内から肉体を汚染していくのを感じながら、亜季はしつこく口の中に居残る肉棒を舐めた……。
｛皆さん、大変永らくお待たせ致しました。今夜、貴方達の股間を天国に導いてくれる天使は、ジュニアアイドルの大山彩子ちゃんですよ！｝
(………!?)
この部屋の中からではない何処からか、賑やかな声が聞こえてきた……野太く下品な笑い声と共に、聞き慣れた女性の悲鳴が聞こえる……亜季はその声のする方に視線を送り……そして、それがモニターからだと気付いた刹那、頭をハンマーで殴られたような衝撃を受けた……。
「あぁッ!?や、やあたん…ッ！」
亜季は肉棒を吐き出すや思わず叫んだ。
二人に弄ばれているうちに彩子は連れ去られており、あの言葉通りにオヤジ達の集団の前に曝されていたのだから。
彩子は絶対に拘束されたくないと懸命に抵抗してはいるものの、やはり少女の腕力などでは多勢の男達には敵わなかった。
黒革張りのベッドの隅に両手は拘束され、足首に結びつけられた麻縄は、手首の拘束部分に結わえ付けられていった。
あの下着姿のままで両脚はＶの字に開かされ、背中を丸めて股間を突き上げさせられる。
いわゆる“まんぐり返し”の姿勢にされてしまっては、もはや抵抗は潰えたとしか言えず、湾曲させられた背骨をバネのように弾ませて、ベッドの上でピョコピョコと上下運動を繰り返すのみとなっていた。