浴室-6
そして今度は夏純のアナルに口を付けると、腸に息を吹き込んでいったのだ。
「何ぃぃ。……いやだぁぁぁ……いやぁ……」
「奥さん。俺の肺活量はすごいんだぜ。ゴムでできた水枕を風船のように膨らませることができるんだ。……これから試してやるからな」
「えっ?……肺活量?……」
そして何をするかと思えば、今度は夏純のアナルに口を付けると、腸の中に息を吹き込んだ。
男は、その水枕を膨らませるほどの肺活量を夏純に使おうというのだ。
「うわぁぁっ……なにぃ、いやだぁぁぁ……いやぁ……お腹が痛いわぁ、破裂するぅぅ……やめてぇ」
尻の穴から息が中にはいってきて、腸が膨らむのがわかる。
男は、息を吹き込むと、口をアナルにつけたまま、鼻から新しい空気を吸って、また吹き込んでいく。
水枕ほどでなくても夏純の腹はかなり膨らんでいた。
ゆっくりと数回吹き込み、男がようすをみるために、口を離すと、ブビビビィとおならが大きな音をたてて漏れた。
「ああっ、ウンチがでそう。……」
満足そうな顔をして、さらに息を吹き込んでいく。
「ううううぅぅ、……痛いっ……ねぇ,痛いのぉ……やめてぇぇ」
夏純の腹がさらに膨れていく。ちょっとした妊婦腹のようだ。
「こんなものかな」
そういって今度は左手の親指をアナルの根元まで入れて、ピッタリと栓をした。
「さあ、これで、おならも、中身も出せなくなったぞ」
「痛い、痛い……お願い!ねぇ、出させて……ううううぅぅ、痛い」
夏純の訴えにかまわず、右手にローションを付け、今度は蜜壺の中に二本の指を入れた。
「腹がキュンキュンしてきてるんだろう。腹が張っている感じでオナラを出したくてしょうがないんだろう。……もう少ししたら思いっきり出させてやる。……ほらっ。こうするとどんな感じだ」
「いやぁ、……ああっ、すごい……こんなの……はじめてぇ……」
調子に乗って,男は直腸と肉壺の間の二枚の薄い壁を指で挟んで、摺り合わせはじめた。 腸と肉壺と夏純の尖りの三点責めだった。
夏純は声にならない悲鳴を上げて身体をくねらせ悶え始めた。
勝手に身体を揺さぶられる尚代は、たまったものではなかった。苦しんで尻を摺り合わせている。ときおり、ジョロッとおしっこが漏れる。かなり、力を込めて耐えているのだろう。
その一方で夏純は踊っているようにも見えるくらい、息も絶え絶えに激しく感じていた。
「どうだ、良いだろう。……そのうち、もっともっと、たまらなくなって腰を振るようになるから……前と後ろの両方から入れられて、サネもいじられて。……もう天国と地獄を往ったり来たりだ。……薄い壁をはさんで前後で擦られるから、逝く瞬間がすごいぞ。……でも、逝っても止めてもらえない。……もう感じすぎて身体が狂ってしまうのさ」
「やぁ、……やめっ。……だめぇ、逝っちゃう。……やだぁ、逝くぅぅ」
夏純はガクガクと身体を震わせる。隣に繋がれた尚代も一緒に、身体をくねらせていた。
逝ったことを満足そうに見ていた男は、右手を肉壺の中で反転させ、そして今度は女の尖りの裏側を柔々と指で探る。
「奥さん。……ここを押すと……ほら、一段とおっ勃ってくる。……わかるか?えっ?奥さん」
説明されると、確かに女の尖りが勃ち上がっている感じがするが、夏純はもう、それどころではなかった。どうしようもない快感に身体が崩れ落ちそうだった。
「ほらっ、もう、かちんかちんだ」
肉壺から指を抜き、女の尖りをつまんで硬さを確かめ、左右に揺らす。
「もうぅ……やぁめぇ……」
「また、上下にプルプル擦ってやるか……」
そう言って、尖りをリズミカルに擦りだした。
「やだぁ、……うわっ、それっ……もう、やだぁ」
「そうか、いやなら、こっちだ」
男は、再び肉壺に右手の指を二本入れた。
突然、夏純が狂ったように頭を振り出した。肉壺の二本の指で尖りの後ろを掻き上げたのだ。と同時に、アナルに入れた左手の親指も動かし始めた。
「うわぁ……うわぁぁ……」
「おねえちゃん、お願い!……動き廻らないでぇ」
男の顔の上で夏純が暴れ始めた。
ビュウ、ビュウ、ビュウ……。
なんと、潮が噴き出してきた。
「あんなこと……されたら……」
尚代は、血走った目で夏純を見ながら呟いた。夏純の立場を自分に置き換えているようだ。
いつしか、夏純は声も出なくなり、ただヒィッ、ヒィッと息とも叫びともつかぬ声を上げ続けている。不自由な身体を精一杯反らせて、かたまっていた。
「そろそろ、終わりかな」
右手を肉壺から抜き、男は浴槽から起き上がった。
「よく、がまんしたな。……さぁ、思いっきり出してみろ」
まず、尚代のアナルストッパーを外した。
そして、夏純のアナルに栓をしていた左手の親指を引き抜いて、あわてて、浴槽から飛び出した。
ビシャァ。
まず、尚代のアナルから勢いよく黄金色の水流が飛び出してきた。
ブバッ、ブビィィィィ……。
ほぼ同時に、大きな破裂音と共に、夏純のアナルからは勢いよく糞塊が飛び出し、浴槽の水面を打ちつけた。
「空気しか入れてないから、豆鉄砲のように糞だけが勢いよく飛び出すもんだなぁ」
ボトッ、ボトッとおならと共に糞塊が出続けている。
夏純の秘裂からは、ジョロジョロと力無くおしっこも出て、太腿を伝って落ちていった。
夏純は白目をむいて口からは涎とも泡ともつかぬものがあふれて、尚代に寄りかかっていた。
「壮絶……」
尚代が小声でつぶやいた。