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尚代 第三話
【熟女/人妻 官能小説】

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浴室-2

 男は大型の浣腸器を手にして浴室に戻ってきた。
「足を拡げろ。……いや、もう少しだ……そう」
 浴槽の縁を跨いで、湯に浸かっている足を拳二つ分ほど拡げた。浴槽の湯は少しぬるめで、足を浸した女の膝上まで入っていた。
 男は洗面器を用意し、熱めの湯を入れた。そして、洗面器から浣腸器に湯を吸い上げた。
「まずは、オッパイからだ」
 ニヤニヤしながら、ゆっくりと浣腸器のノズルを尚代に向けてピストンを押した。
「ああっ……いやっ」
 グルッと円を描くように乳房をねらう。当たった場所が凹み、赤くスジ状になっていく。
「ああっ……いたたっ」
「水鉄砲みたいでおもしろいな。……ふふふ、痛いか?……次は夏純の番だ。乳首はどうだ?」
 再び湯を吸い上げ、今度は夏純の乳首を狙う。弾く勢いで当たった湯は、乳首の上で激しく飛び散る。お湯の勢いで乳房が歪む。
 右の乳首の次は左の乳首を狙う。
「ああううっ……ううっ、痛いっ……」
 ねらいを少しずつ上げていく。
 次は、後ろ手にくくられていて、空いている腋を狙う。
「腋の下は、くすぐったいかな?」
「いやん……ああっ……いやあぁ」
「二人いるから、不平不満が出ないように、交互にしてやるぜ」
 くすぐったいのか、笑いながら身体をくねらせ、お湯から逃げる。張りのあるオッパイがそのたびにブルブルと左右に揺れる。揺れた乳首をさらに狙う。痛い感覚とくすぐったい感覚が交互に襲っている。
「顔はどうだ?」
 まず、夏純の唇を狙う。お湯が唇を割って歯に当たって飛沫く。
「ううっ」
 さらに形の良い鼻を狙う。三角形の鼻の穴を狙った。
「あうっ」
 痛みで顔が仰け反る。鼻の穴から湯が飛び散り、反対の鼻の穴から湯が流れ出ている。さらに狙う。夏純が激しく咳き込んでいる。
 お湯を足し、今度は尚代の鼻を狙う。
「あわわわっ」
 尚代の喉に流れ込んでいくのか、喉が上下する。
 次に眼を狙った。
「いやあぁ……あううん」
 痛いのか、顔を左右に振って湯から逃げる。すると今度は、左右に振って現れた耳の穴を狙う。
「ぎゃっ」
 痛みで飛び跳ねる。
「はははっ……こいつはおもしろい。おい、姿勢を崩すな」
 再び最初の姿勢を取らせる。
「いよいよ、下の方だ」
 今度はねらいを下げていった。
 まず、尚代の臍を狙う。
「おうっ……おおおぉぉ」
 身体を前後左右に揺すって逃げる。次は夏純だった。
「ふふふ、フラダンスみてぇだ。……おい、オッパイが揺れてるぞ」
 すかさず乳房を狙う。
「あううっ」
 さらにねらいを下げて、夏純の女の膨らんだ丘をくすぐる。
「ふふっ、足が開いていて、すてきな部分が丸見えだ。……良い色合いだ。おい、覚悟はいいか?……声を立てるなよ。我慢するんだ……いいか」
「うううっ……」
 まずは、浴槽の外に立っている太腿を狙った。そのまま狙いを上げていく。湯が当たるとそこが僅かに凹み、湯が飛び散った。
 白い肌から、くすんだ色の肌へ移る土手との境目に近づいていく。肌が柔かくなるのか、凹みが強くなる。
「ああっ……ごめん……なさい……」
 夏純が声を上げた。
「なにがごめんなさいだ。……声を出すなと言ってるだろ」
「ああっ……うううっ」
 夏純の暗赤色の土手の縁をグルッとたどるように湯を当てていく。痛いのか、それとも擽ったいのか腰が激しく逃げまわる。
「さあ、いよいよだぞ。……覚悟はできてるか」
「いやぁ……やだぁ、やめてぇ」
 湯を土手の内側に当て始めた。狙いを少しずつ花びらの上部の尖りに近づけていく。夏純が息を止めている。
「いやっ!……あぅぅ……」
 わざと尖りを外す。
 湯を取り込むたびに、二人がそれぞれ大きな安堵のため息をつく。腿が震えている。
 腿にあたる時の痛みがわかるだけに、尖りに当たった時を想像すると、太腿が震えてしまうのだ。
「あううっ……あひぃぃっ、うぎぃぃっ……」
 ついに尖りを湯が襲った。最初に夏純が、次に尚代が。
 二人とも太腿が震え、湯が当たっているときは、目を閉じて、唇を噛んでいる。息も止めている様子だ。激しく飛沫が散っている。
 刺すような痛みは湯が尽きるまで続いた。
 湯が尽きると大きなため息をつき、うっすらと目が開いた。
 ハアハアと激しい息づかいだ。
「やぁ……ああっ、やぁっ……ああっ、……」
「うぎぃぃ……あうっ、やだぁっ」
 またしても尖りを襲っている。腰をビクビクさせてお湯から逃げるが、湯の先は的確に尖りを狙う。しだいに痛みが痺れに変わりつつある。
「ははは、良い声で啼いてる。……いいぞ、いいぞ」


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