夏純-5
「よし、もういいだろう。……激しく逝ったようだな?」
テーブルの上に仰向けになった夏純は顔を伏せたまま、答えない。
「気持ちよかったのか?」
夏純は黙ったままだった。
男は何も言わずに夏純に近づき、股間の黒い翳りにナイフを近づけて、今度はゾリゾリと剃っていった。慌てて夏純は上体を起こした。
「いやっ。……やめっ……やめてぇ」
男は、止める風も見られず、黙って作業を続けていく。
「ねぇ、やめてっ!……言います。言いますから……やめてっ」
「素直じゃねぇ罰だ。半分剃ってやる」
「えっ、何っ……えっ、えっ……ええっ」
男は右半分だけ剃っていく。夏純が叫ぶ中で、尖りの上の右半分が無くなってしまった。
「もう一回聞くぞ。逝ったのか?……気持ちよかったのか?」
「はっ、はい。逝きました。……気持ちよかったです」
「今度、素直にしなかったら、いいか!……ほれっ、あそこの公園で遊んでる男の子を呼んできて、残ってる毛を毟らせるからな。女の身体に興味ある年頃だ。マンコを見せてやるなんて言えば、吹っ飛んでやってくるぜ」
夏純はうなだれていた。
「よし、いいか。そこから降りて、テーブルに手をついて尻を突き出せ。……ふふふ、妹の方に向けてな」
絶頂の余韻で、まだ身体に力が入らなかったが、男の脅しで怖ず怖ずとテーブルから降りた。そして、テーブルに手をついた夏純は、最初は男に挿れられるという恐怖感と、妹を守りたいという慈愛に満ちた気持ちだったのだが、この期に及んでは、久々に男を受け入れる期待感と夫を裏切る不倫の気持ちに変わっていた。
なんのためらいも無く、尚代に尻を向けてテーブルに手と頭をつけた。両脚は閉じたままだったので、肝心な股間のところは尻タブに挟まれて見えなかったが、閉じた狭間から伸びた陰毛が飛び出していた
「ふふ、夏純さんよぅ。……どうして欲しいんだよ。……言ってみろよ」
「えっ?……だって、こうしろって……言ったからじゃない」
「俺は、強引にするのは嫌なのさ。頼まれて、挿れるんじゃないとなぁ……」
「ひどい。……ひどすぎるわ。ここまでして……恥をかかせて……」
「恥とか言ったって、俺と尚ちゃんしか見てないんだぜ。身内みたいなもんじゃないか。……さぁ、正直な気持ちで言いなよ。……挿れてくださいっていう、おねだりは?……」
夏純は黙ったままだった。
「恥ずかしがる年頃かよ。……やっぱり、子供呼んでこようか」
「いやっ。……だめっ」
「ほれっ。足、開けよ」
男は内腿をペンペンと叩く。夏純はおずおずと足を拡げていった。
「おい、見えるか?姉ちゃんの真っ黒なマンコが。……すごい貫禄だな。まるで栗のイガだな。いやウニかな」
尚代は見ないかと思いきや、食い入るように見ていた。
「どうだ、尚ちゃんも子供を産み落とすとこんなになるんだぜ。姉ちゃんの遺伝子と同じ物を尚ちゃんもいくつか持ってるんだからな。……女はたいしたもんだ」
夏純は俯いたままだった。
「ほれっ、こうすると……」
男は手のひらを溢れた蜜に濡らすと、手のひらを秘裂に密着させて激しく前後に動かした。
「うわああぁっ……いいいぃぃぃっ……あああっ……」
ビチビチ、ネチネチという粘着質の音が上がり、男の手が擦り続ける。
尻の穴がこれ以上無理というくらい開いていくが、動かす手を緩めるとキュンと締まる。そしてまた、動きが早まると中が見えるくらい開いていく。
「ほうら、良いんだろう。……なぁ、おねえちゃんの女のサネが硬く尖りでて、俺の手の平を引っかき回してるぜ。ケツの穴もヒクヒクしてるぜ」
男が手を止める。
「ああっ……いやっ……もう、だめっ……逝きそう……あんっ」
「ほら、おねだりは?……夏純ねえちゃん!」
「ああっ、はい。……お願いします。……お願い、挿れて……ください」
「挿れて欲しいんだな?」
「あん。はいっ……お願い……します。挿れて……ください」
「どこにいれればいいんだ?……ケツの穴か?」
「マンコ、……夏純のマンコに……挿れてください」
「よしっ。挿れてやる。……おい、尚ちゃん。よく見てろよ。姉ちゃんがメスに変わる瞬間を……おまえも見たいだろ」
男は尚代が見ているのも気にとめずに、テーブルに手をついままの夏純ににじり寄った。 いきり立った逸物がまさに、ブランブランと身体の動きにワンテンポ遅れたような動きで突きだした尻に近づいた。
両手を腰にあて、位置を正した。