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奴隷学園
【鬼畜 官能小説】

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陸上部 ミヤビ-1

ミヤビは校庭を走っていた

奴隷学園にも部活があり、ミヤビは陸上部に所属していた


しかし、部活をしても勿論意味はない、大会には出られないし、酷い扱いをされるのが目に見えるからだ

部活は貴族が好きな様につくれる

部活は貴族の趣味の為にある様なものだ

それなのに何故、奴隷が部活に入るかというと、貴族が無理やり入れるか、奴隷になる前に熱中していた物を諦めきれないからだ

ミヤビは奴隷前は陸上でそれなりに成績を残していた


脚には自信があり、誰にも負けたくないと必死に毎日練習していた

それは奴隷になっても変わらずに練習していた


しかし、ミヤビは走るのが嫌いになった

あの日から





一週間前

ミヤビは必死に汗をかき走っていた

男子も楽しそうに走るミヤビには手を出さなかった

が、貴族には女子も少なからずいた

貴族の女子 シラユキはミヤビを嫌っていた

シラユキも陸上経験があり、ミヤビには勝てないと自分が思ったことに怒り、男子がミヤビを酷い扱いしないどころかスポーツドリンクを差し入れしてるのを見て怒りが爆発した


あんな男っぽい性格と喋り方の何がいいの!

どうせ男子もあの揺れるデカイ脂肪を見てるだけ!





次の日、ミヤビが走るためにジャージに着替える時間

更衣室にミヤビが入るとシラユキがベンチに座っていた


ミヤビは軽く会釈し、着替えを始めた


「ねぇ、勝負しよ、ワタシと」

ジャージに着替え終えたミヤビは首を傾げた

「勝負…?」

「そ、勝負、200メートル走」

ミヤビはすぐにOKした

久しぶりに競争できると思うと嬉くなったのだ

「でも、ワタシ陸上初めてだから、貴方は裸足で走ってくれない?」

「校庭は私が毎日ガラス片や危ない石を取り除いてるから問題ないな、多少チクチクするくらいだ」

ミヤビは問題ないと自信満々に笑顔を浮かべた








二人が走る所には画鋲やガラスの破片が散らばっていた


「一体誰が…裸足では危ない、掃除するのでまた明日にしよう」

「ダメよ、観客もいるんだから」

校庭には男子達が集まっており、ミヤビに優しくしている男子達は複雑そうな顔をしている




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