コンピューターの女-10
10.
直立した男根は、愛液の波間を縫って、膣口を通り越し、菊花に迫った。
藤子の尻が、緊張して亀頭を挟む。
啓介は、ためらった。今まで菊花を味わったことがない。一度やって見たいと思わないではなかったが、機会のないまま今日に至った。
今、亀頭は、菊花の門前に据えられている。このまま、一押しするだけで・・・。
（藤子は、どんな反応をするだろうか？経験があるのだろうか？今までの様子では、おそらく未経験にちがいない）
これだけのことが、瞬時に頭をよぎった。
啓介は、右手で藤子の腰を支えると、左手で陰茎を支えた。
腰を入れると、亀頭は菊花に阻まれて、弓なりにしなう。
（矢張り、初めてか）
好奇心と、藤子のアヌス処女を奪う征服欲に、啓介の男根は、奮い立った。
藤子は、同じ姿勢を保ったまま動かない。
（僕だって、初めてなんだ。藤子、許してくれ）
さらに固さを増した陰茎を、左手が慎重に支える。
「藤子っ」
藤子の後ろ髪に向かって声をかけると、亀頭の先端に渾身の気を込めた。
プッゥ〜ヌル〜っ
最初の抵抗を突き破ると、亀頭は半ばまで進んだ。
啓介は、陰茎から手を離し、両手で藤子の尻を左右から抱える。
「うんっ」
藤子の尻を引き寄せると同時に、腰を突き上げる。
ムニュッ
陰茎の包皮が扱かれて、軽い痛みが走る。内股に、藤子の尻の肉が密着する。プリプリと弾力のある、豊かな感触が、心地いい。
陰茎が激しく締められて、動脈がずきずきと疼く。
啓介は、尻を支えていた手を前に前に回し、藤子の陰毛の上から股間を押さえ込む。愛液にまみれたおサネと花びらが、指の中で蠢く。