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なりすました姦辱
【ファンタジー 官能小説】

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第四章 漂着した恋人-19

 保彦が意識して勝ち誇った仄笑みを浮かべると、全身の血液が全て集まってきたかと思えるほど郁夫の顔が赤くなって、
「うう、嘘だっ!」
 声に驚いた老人が咽るほどの声を上げた。
 マンションを去る前、涼子からこの甥のだいたいの素性を聞いた。涼子が自分で言った通り、明らかにこのイジメられっ子は美しい叔母へ焦がれる思いを抱いていた。自分の方がずっと前から涼子を思ってきたし、子供も懐いている云々と、吃りながら自分のことばかりの理由で涼子の恋愛相手となる正当性を主張する郁夫に、これは見た目だけでイジメにあったわけではなさそうだな、と呆れたものだった。
(――なんだかんだ言ってやがったくせに)
 こうしてホテルに呼び出してやると、彼が殊更に言っていた叔母への純愛とはなんだったのか、別室で全裸になり、体同様に白い勃起を丸出しにして、合図とともに息急いて飛び込んできた。
「りょ、涼子さっ……、さ、さん。し、しよ? ぼ、僕とエエエ、エッチしよ?」
「いやぁっ! な、何? 何なの!?」
 驚愕した涼子はM字を閉じようとしたが、郁夫の体と、隣から腕を巡らせてガッチリと脚を捕らえた保彦によって阻まれた。
「な、なな、何って……オ、オ、オチンチン挿れるんだよ。ささ、さっき涼子さんオ、オネダリしたじゃないかっ」
「なっ、何言ってるのっ。やめなさいっ!」
 暴れようとする涼子のショーツが郁夫の手で荒々しくズラされ、たっぷrの我慢汁にコーティングされた桃色の亀頭が秘割に擦り付けられる。
「じじ、じっとして……じっとしてよぉっ、涼子さんっ! う、あ、……はあんっ!!」
 初めて牝の構造に触れたのだろう、入口を必死に探していた郁夫だったが、身を捩る涼子の柔肉に擦られ、女のように喘ぐと、あっさりとピュッ、ピュウッと白濁をぶちまけてしまった。
「ああ……、あ……」
 本懐を遂げられずにしょげた郁夫へ、保彦は白濁に触らないよう気をつけながら、涼子の花園を指で開いてやった。
「ほら、郁夫くん、頑張れ。ココだよ? 涼子さんのオマンコは」
 侵入口を指し示してやると、白い肉茎に血潮が漲り、再挑戦する態勢はすぐに整った。
「ああ、や、やめて……、郁夫くんっ。お願いっ……」
 涼子は激しく頭を振ったが、保彦にいきなり二本指を蜜道に突っ込まれて動きを止められる。蠢く襞壁の上部を圧迫して掻き出すと、花唇の上部から潮しぶきが上がって正面の郁夫の腹に降りかかっていった。
「うわあ……、こ、こ、これが潮噴きだねっ。あああ、あったかい……」
「ほら、涼子さんがこんなにエッチになったオマンコで待ってるぞ」
「……はいっ、ありがとうございますっ」
 郁夫が最後だけは吃らなかったことを内心嘲って指を抜き取ると、入れ替わりに郁男の未熟な男茎が、今度は正確に涼子の入口へと押し当てられた。
「い、挿れるよ? り、涼子さん……」
「いや……いやよ。……いやよっ! あなたのなんか!」
 思わず本音を漏らした叔母に、郁夫は刹那哀しげな顔をした後、ブタ顔を一気に怒りの形相に変えた。一度悲嘆に暮れた分、怒りへの振れ幅は大きかった。
 郁夫は奇声を上げて、美しい叔母の中へ凶器と化した肉棒を突き刺した。
「ううおぉ……は、はは、入った。入ったよぉ、りり、涼子さぁんっ!」
 ヘアの辺りがビクッと慄いて、外から見ても涼子が下肢を搾っているのが分かった。艶やかな唇が上を向いて言葉なく息を吸い込んでいる。
「……どうだい? 郁夫くん。叔母さんのオマンコは?」
 保彦が問いかけてやると、郁夫は何度も頷いて、
「うあ、スス、スゴ、スゴく気持ちいいですぅ……」
「ギュウギュウ締めつけてるだろ? 涼子さんはな、軽くイッたんだよ? 郁夫くんのチンポ、挿れられただけ、でね」
「ちが……、……んっ! はっ……!」
 否定しようとした涼子だったが、保彦の言葉に歓喜した男茎が中で跳ね回ると、言葉を繋げなかった。
「りょ、涼子さん、い、今、イッた? ほんと? イ、イ、イッたの? イッたの? イッたんだねっ。ぼぼ、僕とエッチして、イッたんだねぇっ」
 馬鹿の一つ憶えのように同じ問いを繰り返し、もう無意識のうちだろう、郁夫はピストンをしはじめた。
「ああっ……! うあぁっ!」
「うわぁ……涼子さんの、エ、エッチな声がき、聞こえるよぉ……、あ、あ、……あ、また、出ちゃいそう。りょ、涼子さんっ……、は、早くて、ご、ごめん、うああぁっ……出ちゃうぅ」
「やめっ、やめてっ……、出しちゃだめっ!!」
 近親と接合している禁忌なのか、それとも郁夫のそのものが受け入れがたいのか、両方だろう。涼子が白く丸い腹を押し返そうとするが、突然襲った甥の狼藉と姦淫のショックで、その力は弱かった。
「……出したらいいよ、郁夫くん」
 保彦はニヤリと笑って郁夫を励ました。「出したいだけ、出るだけ出したらいい。何発でも涼子さんはヤラせてくれる」


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