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なりすました姦辱
【ファンタジー 官能小説】

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第三章 制裁されたハーフモデル-7

 男茎を見ただけで花唇がヒクついていた。さっきまで澄まして働いていたくせに、チーク以上に頬を赤らめている。
「欲しいんだろ? こいつが。……チンポをオカズにしながらオナニーしろ」
 汐里は唾液をコクリと飲み、顔の前に差し出された男茎を見る瞳を妖しく潤ませた。脈打つ肉幹を眺めながら片手を下肢に伸ばし、ネイルしている指先で雛先と戯れ始める。
「はっ、あっ……」
 喘ぎを漏らす口が半開きになって、肉幹へ向けて舌をだらしなく伸ばしてくる。保彦の鼻先にもニオイが薫り上がってくるくらいだから、眼前の汐里は激臭に襲われているだろうに、徐々に指先の動きを早めながら、吸い寄せられるように顔を近づけてきた。
「勝手に舐めるな」
「うっ……、やっ、はあっ……そんなぁ」
 フェラチオをしてやって土橋の淫欲を煽り、我慢できなくさせて犯してもらうつもりだったのかもしれない。何て女だ。
「音を聞かせろ」
「うっ……」
 テーブルの上に仰向けに崩れそうになっていた汐里は、一度手を付き直して身を起こすと、恥丘の指をクネクネと震わせた。ピチャ、ピチャという湿音が立つ。
「まだそんなもんか。マジメにやれ。いつもはもっとエロいオナニーしてんだろ?」
 汐里は不合格の通知に悲痛な呻きを漏らした。
 土橋の指に弄ばれて気持ち良かった場所は自分でも分かるはずだが、そこを慰めることができないのは爪を気にしているからだろう。
 保彦はホワイトボートに置かれていたマーカーペンを汐里の脚の間に投げ置いた。音を立てて転がったペンを見て、もちろん涼子を攻め立てた時の武器を思い出した汐里は、命じられる前から手に取って自らの花唇の中心に押し当てた。
「んああっ!」
 涼子へ虐意をぶつけたペンを、今度は自身に揮うなど思ってもみなかったろう。体の中に突っ込むや否や大胆に腰を浮かせて仰け反り、そのまま自分の密壺に向かって激しく出し入れさせる。
 耽り始めた汐里へ嘲りの笑みを向けた保彦は、持参していた五百ミリリットルのお茶の蓋を開けると、天を仰いで喘ぐ汐里へ飲み口を咥えさせた。
 驚いて目を見開く汐里の顔の上で、逆さになったペットボトルの中をゴボッ、ゴボッとあぶくが昇る。汐里は大量に流れ込んでくるお茶の苦しさから逃れようと喉を鳴らしたが、半分飲んだ辺りで涙目に咽せ、口の端から首筋へと溢れた滴を垂らした。
 一度口から外して欲しいという目で訴えかけてきたが、
「全部飲め。ほら、ペンが止まってるぞ! 音を聞かせろって言ったろ」
 汐里は懸命にお茶を飲み込みつつ、ペンを揺すって脚の間から淫らな音を立てた。
 オナニーを続けながら、汐里は五百ミリリットルを飲み干した。チュポンと唇から飲み口が離れると、汐里は顎から飲み損ねの雫を垂らし、
「ね、も、もう、こんなにっ」
 と、ペンを大胆に使ってヌチャヌチャと媚肉を奏でる。
(ったく、しょうがねー女だな)
 内心溜息をついて汐里にペンを抜かせると、両脇を抱えて膝立ちにさせた。いよいよ犯してもらえそうだと涙の中に悦びを光らせて素直に応じる汐里を、保彦は脚に手を添えて誘導し、パンプスのまま足底をテーブルに付かせる。
 同じM字でも、ヒップを浮かしてしゃがませる方が淫らだった。卓上に上ると、この体勢でどうやって挿入するのか不思議な顔をしている汐里のすぐ前に仁王立ちになる。
「……オシッコしろ」
 保彦の言葉に汐里が驚愕の顔を向けた瞬間、勃起した男茎で思い切りその美貌を打った。
「んあっ! ……やっ」
「早くしろっ。顔をチンポで叩かれるの大好きだろ? ほらっ!」
 ビチャッ、ビチャッ。自宅で自慰をしてから拭いもせず、汐里のオナニーで我慢汁を漏らしていた男茎を、綺麗に施されているメイクへと思い切り叩きつける。
「そんな、きゅ、急には出な、い……」
「うるさい」
 保彦は空になったペットボトルを汐里に無理矢理手渡した。「やらなきゃ動画バラまくぞ」
 手に持たされた物を見て、まさか、と許しを請うてくる前に、額と鼻筋を打擲して有無を言わせなかった。
「ううっ、ム、ムリっ、こんなの」
「なら、会議室オシッコだらけにするか? 別に俺はそれでもいい」
 そう言うと汐里は肩を震わせて暫く逡巡していたが、ペットボトルをしゃがんだ脚の間に差し入れた。
(本当にする気かよ)
 自分で指示しておいて侮蔑しつつ、保彦は身を屈めてしゃがむ汐里の秘所を覗き込んだ。汐里は指で秘割を開き、花園の中の小さな孔に飲み口を添えていた。
「ほら、出せ、早く」
「う……」
 唇を真一文字に結び、瞼を固く閉じて下肢に集中した汐里の腰が小刻みに震えると、ジョッ、とペットボトルが鳴った。斜めになった底に泡立った液体が揺れる。
「もっと出るだろ」


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