オマケ5:母娘モニター(情景描写入り)-5
そういえば、家にある卑猥なデータの中に、恵子達が海水浴に行った時の古い動画が在ったのを思い出した。
動画の中の恵子がリモコンローターを仕組んだハイレグ水着を着用し、リモコンスイッチを押される度に、淫らに喘ぐ姿がとても印象的だった。
自分の中のモノが、恵子を悶えさせたローターのような効力を発揮するならば、これくらいのサイズでいいかもしない。そう海は考え直した。でないと、陸サイズのモノを中に入れたままだったら、立ち姿がガニ股になるし、普通に歩いて移動する時が不自然になると思った。
「うふふ、そんな単純じゃないのよ」
「もう!勿体ぶらないで、早く動かしてみてよ」
下着の効力を知る姫美の意味深な笑みを見て、気が急いた海が催促した。
「わかったわかった。でも、もうちょっとだけ待って。動かすには携帯端末が必要なの。海のケイタイ持ってきて」
「あたしのでいいのね。部屋にに有るから、ダッシュで取ってくるね」
頼みごとをしても、中々動かない海にしては珍しいことだった。
「あらら、現金な娘ね」
階段を駆け上がる娘の尻を目で追いながら、これからは卑猥なことを餌に頼みごとをしようと姫美は思った。
「はい、これでいい?」
「いいわ。じゃあ、先ずアプリをダウンロードしてと…」
差し出された携帯端末を起動させ、動作に必要なアプリを呼び出した。端末の画面に、落書きでよく使われる女性器のマークが浮かび上がった。
「何?この恥ずかしいおまんこマークは?」
「うふふ、【O−CLUB】のエンブレムよ。美弥子さんはもっとリアルな絵にしたかったみたいだけど、恵子ちゃんに止められたの」
「さすがだわ」
それでもこのマークを選んだ恵子に感心した。
「ダウンロードしたら、下着のナンバーをインプットしてと。これで受ける側はOKね」
操作の完了した携帯端末を海に返すと、姫美はバックから自分の携帯端末を取り出した。
ぶら下がっているストラップは姫美のお気に入りで、反り返った男性器の形をしていた。これも【O−CLUB】の特製グッズの一つだ。プロトタイプなので、海に取られることを危惧した姫美は、それがバイブレータ機能を有するマイクロローターになっていることは内緒にしていた。
「次に送り側のあたしの携帯端末を起動してと…。で、ナンバーは登録済みだから、送り側に設定っと。これで備完了よ。あたしが端末に声をかけたら、下着が反応する仕組みなの。わかった?」
興味深く携帯端末を覗き込んでいた海の目を、下から見上げながら言った。
「うん、わかった」
「じゃあ、動かすわよ。いい?」
「うん♪」
姫美が携帯端末を口に近づけると、海はワクワクしながら頷いた。
「『右の乳首摘まんで』」
姫美の声の中から、装置に関連する卑猥な単語だけをアプリが聞き取り、携帯端末を通して、受け手が身に着けた下着にリアルタイムで信号を送った。
ブラジャーに内蔵された装置がその信号を受けて起動し、それを身につけた海が、胸に刺激を受けてビクンと反応した。
「やん!な、何これ、やあぁん」
「『両乳首クリクリ』」
姫美の指示を受けたブラジャーのカップが、海の乳首を挟むようにうねり、挟んだ乳首をクリクリと捏ね始めた。
「やだ、ダメ、ああん、クリクリしないで。あん、あん」
さっき母親にされたのと同じ刺激が、再び海の女体に快感をもたらせた。
「うふふ、感じてるわね。次は『両方の乳首を指で弾いて』」
「あんっ、あんっ、あんっ、やだ、やん、と、止めて、やん、やん」
ビンビンと繰り返す乳首が弾かれる刺激に、海は堪えられなくなった。
「『ストップ』」
姫美の停止命令で、その装置はピタリと動作を止めた。
「はあ、はあ、な、何コレ?どうなってんの?ブラジャーが乳首摘まんでたよ」
海はブラジャーのカップを捲り、中の様子を確認した。しかし、動作を止めたブラジャーは、ただのブラジャーにしか見えなかった。
「うふふ、凄いでしょ。低周波治療器と超小型モーターのハイブリッドなんだって」
「摘まみ方が凄くリアルだったよ」
「うふふ、でもこれのいいところは、携帯端末を使って、世界中のどこからでも遠隔操作ができることなの。使い方は簡単、アプリを起動して、携帯端末に向かって命令すればいいだけ。それにマイクを通して相手の声も聞こえるから臨場感抜群なの」
「へえ〜」
相手の命令の声の聞こえるのもいいが、自分の淫らな喘ぎ声を聞いて貰える方に、海は興奮を覚えた。陸と離れていても、自分の卑猥な声を聞いて貰えると思うと、胸と股間が熱くなってきた。
「センサーが有るから受け側がちゃんと装着してるのかがわかるのよ。だから誤魔化しが利かないってわけ」
「誤魔化す人なんてないでしょ」
せっかくの装置を、使わない女が居るとは思えなかった。
「うふふ、海にはわからないと思うけど、エッチなことに消極的な女も居るのよ」
「うそぉ〜」
自分を含めて、周りは淫乱な女達ばかりなので、俄に信じられなかった。