〈制服と麻縄〉-27
(しッ…痺れちゃうッ!?と、止め…ッ!止めてえッ!!)
幼豆にローターを直接触れさせての刺激は、どんな理屈を並べたとしても《快感》であった。
敏感な突起物は剥き出しのまま、凶悪な玩具によって嬲り者にされてしまっているのだ。
その快感は神経を伝って全身を駆け巡り、至近距離で同じように玩具の餌食にされている肛門と子宮口とに繋がった。
幼豆が昂れば子宮口も昂り、子宮口が燃え上がれば肛門も燃え上がる。
責められている三つの部位は正に“姦されて”おり、そこを通り抜けて汚染された血液は、今度は脳までも姦そうと上半身に向かって流れていった。
『最強ってのは……どうなるのかな?』
「ぶご…ッ!?」
愛は自分の股間から鳴り響く削岩機のようなけたたましい音を聞きながら、またも意識を失ってしまった……緊縛による胸部の圧迫感は誰かに抱擁されているように感じ始めていたし、肛門に突き刺さったままの偽男根は、まさに誰かの男根に貪られているかのような錯覚に囚われ始めていた……。
「ぶぷッ……!」
またもや頬に激痛を感じ、意識は引き戻された……悪夢のような現実が、この一連の流れの中でごちゃ混ぜになってしまった愛は、今が“現実”であるという認識が欠落し始めていた……。
『何回でもイけ……頭がブッ壊れるくらいに……』
「も"う"ッ…う…うんッ!んんんんッ!」
ブタのように鼻の穴を拡げて、愛は白目を剥いた……その硬直した身体は僅かな残尿までも絞り出し、麻縄を湿らせた……。
『気持ち良くなると小便漏らすのか?妹の亜季と同じ汚えオマンコしやがってえ!』
「ぷごぉッ…!」
張り手の衝撃で猿轡と唇の隙間から唾液が飛び散り、鼻水と共に糸を引いた……罪なき少女は不条理な叱責をかい、その哀しみに暮れる間もなく絶頂に果てる……。
『もう充分じゃないですかね?あまりヤッて過呼吸とか起こしたら面倒ですよ?』
『ふぅ〜、そうかい?そう言うんなら、この辺で許してやろうかな……』
引っ詰め髪の男の言葉に少しだけ冷静さを取り戻した首謀者は、やっと張り手を加える事を止めた。
グニャリと項垂れている愛の股間は、まだまだ玩具達の唸り声で喧しいままではあるのだが……。
無意識のままでも身体は引き攣っており、股間は前後にクイクイと揺れ動いている。
それは情交の最中の男の腰つきのようでもあり、肉棒を欲する女の媚態のようでもある。