〈制服と麻縄〉-20
(嫌あッ!!い…嫌あッ!!壊れちゃうぅッ!!わ…私…私ッ…壊れちゃうぅッ!!)
不意に首が自由を取り戻した……頭髪を握り締めていた長髪男が、やっと芽生え始めた愛の変態的な快感を、その幼い身体の隅々にまで刻み込んでやろうとして無防備な幼器に食手を伸ばしたのだ……何もかもが初めて尽くしだった肛門調教に怯えきり、濡れる事を忘れていた肉門に涎で濡らした指を入れ、そしてまだ優しくされる事を知らない幼豆の包皮を剥くと、屈辱は快感に繋がるのだと諭すように舌先で愛でた……愛の下半身は二人の鬼畜による食害を受け、退廃の世界の住人しか知らぬ快楽に浸けられた……。
暴力的に姦されてきた愛だが、指先で幼穴の内部を触られるのは初めてである。
亜季がされたように肉襞を押し伸ばされ、肉門の中に潜んでいる快感の“壺”を刺激されると、目尻を痙攣させながら身体を硬直させた。
『スゴいね…クッククク…御主人様にアナルを弄くられて、オマンコの感度も上がっちゃってるよ？クリちゃんもちょっと舐めただけで真っ赤に膨れてきちゃったし……』
『もっと舐めてやってくれよぉ。もっと“奥の方”も弄ってやってくれよぉ。俺達から離れたくなくなるくらい、気持ち良くさせてやってくれよなあ？』
「むぶうッ!!ぷッ…ぐうッ!!」
何人もの少女を姦し、女体の隅々まで弄び倒した鬼畜達が、それぞれの〈穴〉に愛撫を加え、まだ奥底に眠っている快楽を引き摺り出そうとしている。
絡み付くような変質者からの愛撫に幼豆は膨れ、何もかもお見通しな指先に幼穴の全てを暴かれると、たちどころに発熱をみせて細胞を活性化させ、体液の分泌を促進させる様相を呈した。
『申し訳ないねえ、御主人様を差し置いて調教しちゃうなんて……ププッ…愛ちゃん、ココがポルチオだよ？このコリコリしてるトコがそうなんだよ？プププッ…痛い？もっと優しくして欲しいの？プププププ〜ッ！』
(ゆッ!?指で触っ…!!??抜いッ…抜いてッ!?指抜けてえぇッ!!)
『傷口に薬を塗るようにそーっと触ってくれよな？俺の“宝物”の愛ちゃんの、デリケートなオマンコなんだからよぉ……イッヒッヒッヒィ！』
粘膜で覆われているだけの繊細な表皮しか持たない子宮口にとっては、指に刻まれている指紋すらも鑢(やすり)のような鋭利な物として感じられていた。
ましてや亜季を姦し続けると宣言する変質者の汚ならしい指先に触れられているのだから、その嫌悪感の凄まじさは推して知るべしだ。
しかし、それでも『淫乱になり始めている』と嘘と偽りを囁き続けられ、精神の襞に変態の《企て》の浸食を受けていた愛は、その痛みすらも被虐の愉悦に置換し始めてしまい、幼穴は長髪男の指を離したくないとギュッと握り締めてしまっていた。
肛門も“異性”を受け入れる意識を芽生えさせ、まだ硬さの残る括約筋を柔らかく解していき、まるでゴムチューブの如き伸縮性を生ませていった……。