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《幼虐〜姉妹姦獄》
【鬼畜 官能小説】

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〈制服と麻縄〉-2

『クソが……家畜のガキを甘やかしやがって……海老ピラフにカルボナーラに今度はドリアか?ここはファミレスじゃねえぞ』


引っ詰め髪の男は、口汚くモニターの中のオヤジを罵った。
対面していた時の丁寧な対応とは真逆な言動は、あの飯坂という女性に対しても見せていたもの。
恐らくは、いや、間違いなくコッチの方がこの男の本性なのだろう。


『おまけに部屋をもう一つ寄越せときたからな……『あんな冷たいコンクリートの床の部屋で、僕の可愛い亜季ちゃんが風邪でも引いたらどうするんだい?』だとよ。全く…協調性は無いクセに主張だけはしやがる……』

『よく遠慮なく言えたもんだよね。まあでも、そいつのお陰で“金づる”を探す手間が省けてるなら我慢するしかないんじゃないの?』


長髪男の我が儘ぶりに、早くも辟易とした様子がありありと見えていた。

未だに冷たいコンクリートの部屋で監禁されている愛と、身体を洗えるバスタブや温かなベッドが用意されている部屋へと移された亜季との待遇の差は、そのまま長髪男と首謀者の主張の差を表していた。



『ところで……おかっぱの豚(愛)の動画の“回転”はどうだ?』

『過去最高額に迫ってますよ。視聴料金10万円って吹っ掛けても、予約数は右肩上がりですからね』


この店に訪れている客達は、愛の“あの動画”を観ている。
つまり、前園愛というジュニアアイドルがこの店の何処かに監禁され、凌辱されているのを知っている事になる。

だからと言って、通報するような者は一人として居ない。

表の風俗店の顔しか知らない一般客とは違い、非合法の〈裏ソープ〉の顔を知る客達は、愛を姦らせろと迫る事はあっても、愛を助け出してやろうなどとは夢にも思わぬ連中ばかりだからだ。

一見さんは御断りで、必ず誰かからの紹介でなければ扉すら潜れず、そして住民票を始めとした身分証明が無ければ会員にもなれない。

会員となった客は自分の全てを明らかにするのと引き換えに、ここでのあらゆる行為が秘密とされる。

対価さえ支払えば好みの年齢の女を自由に出来るし、それこそ未成年者に対して、ありとあらゆる変態行為をしても許されるのだ。

そしてやはりと言うべきか、暴力的な異常性癖の持ち主達は、より弱く小さな者を選ぶようになっていっていた。

成人女性では飽き足らず、女子高生へと年齢を下げるようになり、やがて中学生や小学生へと毒牙の目標を変えていくのが殆どという有り様であった。

とりわけ初潮を迎える十代前半の女の子は人気が高く、発育途上の中学生は挙って買われていた。

つまり、前園姉妹はそのド真ん中であり、14才の愛は今が食べ頃の《果実》として認識されているのだ……。




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