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「夏の出来事 5」
【若奥さん 官能小説】

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にんじん-1

翌日。
二人はいつものように朝食を取り、
タクミは学校へ、ちづるは職場へと
向かった。

タクミは今日はバイトだが
早めに終わるらしく9時すぎには
ちづるの家に行く事になっている。

ちづるは1日、そわそわしていた。

仕事を終えて夕方に家に戻り、
家事をする。
夕飯作りの為キッチンに立ち
にんじんを手にする。
そのにんじんを、じっと見つめる。

「、 、 、 、、、。」


ハッと我に帰り、包丁を持ち
料理を始めた。

夕飯作りがある程度終わると、
風呂に入る。
風呂から上がると8時すぎだった。
ピンクのパジャマを着て
ソファーに座りテレビをつけて
眺める。

「、 、 、、。」

 タクミ君が来るのは
  9時、、 ぐらい

 それからご飯食べて
   タクミ君がお風呂入って

 、、、布団に入れるのは
 
  11時 ぐらいかな 


「、 、、はぁ、 。」 

 なんか ムラムラが
       治まんない 


   あ、。

 私が先にご飯食べちゃえば
  もっと早く

  お布団に入れるかも 

 10時半、とか



「、、、うん。
   食べちゃお っ 」


すぐに夕飯を用意をして食べ始めた。

15分ほどで食べ終えてしまい、
お皿を洗う。

お皿を洗ってる最中にぼんやりと
する。
身体が熱くなり、昨日タクミに
胸を揉まれた事を思い出し、
頭の中はいっぱいになる。

アソコが、ぬるぬると濡れ始める。

「、 、、ぁ 。」


  また私 変な事考えてた

  今日で何回目だろう、、。


ちづるは洗い物を終えると
ソファーに座る。
時計を見ると8:40だった。

気をぬくと、
変な事を考えてしまいそうになる。

それを防ぐ為にちづるは
テレビに集中し続けた。

しばらくして家のインターホンが
鳴り、タクミが来た。

ドアを開けると、
青い上着にジーパン姿のタクミが居た。

ちづるがタクミの目を見て
微笑むと、タクミが部屋に
入りながら言う。

「なんかー、結構暇だったー。」

「ぁ、。 スーパー?」

「うん。 あ、これ貰ったよ。」


タクミがビニール袋を
ちづるに渡す。
ちづるはそれを受け取ると中を見る。


 「、、 ぁ 。」

   にんじん だ。

 、 、 、 、、。


「なんか、傷が少しあるみたい。
 腐ってはないから。」


「、 、 、 、、。」


「 ? どしたの?」

「ぁっ なんでもない!
 あのっ 、、ありがとう、、。」

「 ? うん。使ってね。」

「うん、、。
     使う 」

 使うって 

  、 、 、、違うっ!

 料理に!!!


  あ。 駄目だ

 頭の中  おかしいかも



それからいつものように、
タクミはソファーに座り
ちづるがキッチンに立つ。
5分ほどで料理の用意が出来た。

「出来たよー。」

「ぇ? もう?
  、、あれ? 俺のだけ?」

「ぁ、、。うん。
ごめんね? 
今日は、先に食べちゃったの。」

「へー。なんか珍しいね。」

「ん、、うん、、。
 お腹、空いちゃって、、。」

  エッチ

 早くしたくて

   時間を節約したなんて

  言えない


「そっかー。
美味しそー。
  いただきまーす。」


タクミはじゅうたんに座り、
ご飯を食べ始めた。
ちづるは、
タクミの背中の位置にある
ソファーに座りテレビを眺める。
タクミが言う。

「忙しかったの?」

「ぇっ? 何が?」

「お店。」

「んーー? 
 ううん、そんなには、、」

「ふーん。」

「 ? なんで?」

「お腹すいちゃったって事は、
忙しかったのかなーって、 」

「 ぁっ! そう、、そっか!
 うん、なんか ね?
 やる事多くて、忙しくは
 なかったんだけど、
  1人で  〜っ、、
 アタフタしちゃったりして っ」

「 ? へーー。」

「そんで っ  
凄く、お腹がすいた ?
 みたいな事っ
    でしたね っ 」

「 ? ?  そっか。」

「 〜っ、、ぁっ
 バスタオル出してくる。
 ご飯終わったら
   お風呂入るでしょ?」

「 うん。」

「じゃあ、用意するね。」

「ありがとー、、。」


ちづるは立ち上がり
パタパタと脱衣所に行った。

タクミはご飯を食べながら
テレビを眺めて思う。

「、 、、、。」


 そういや、ちづちゃん

  昨日寝るの
    結構遅かったよな 

 寝不足で 疲れてんのかな



タクミは少し急ぎめにご飯を食べて
風呂に入った。
ちづるはやはりそわそわして、
タクミが風呂に入ってる間に
皿を洗い、歯磨きを終えて
布団に入った。


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