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「夏の出来事 5」
【若奥さん 官能小説】

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にんじん-2

ちづるは豆電球がついてる
寝室で布団に入り、タクミを待つ。
布団の中でうつぶせになる。
気がつくと、
腰がゆらゆらと揺れている。

「、、 、、 、。」

  あ、 れ?

 なんか もう 濡れてる かも


「、、、、駄目だ、」 


気を紛らわす為、
布団の中でスマホを持ち、
お笑いの動画を見始める。

しばらく見ていると、
脱衣所から風呂場のドアが
バタンと開く音がした。

「、 、 、、。」 


   ぁ。 

 あがった


それからタクミの動作の音に
耳をすませる。
洋服を着る音。
ドライヤーの音。

ちづるは時計を見る。

「、 、 、、。」


 歯磨きして 、、、

  あと 10分
     ぐらいかな



ドライヤーの音が止まると、
予想通り歯磨きをしている音がする。

タクミは
歯磨きを終えると1度リビングに行く。

リビングの電気を消して寝室に来た。

ちづるは足音を聞いて
スマホの動画を消した。

仰向けに寝て掛け布団を握りながら
やっと、この時がきたという嬉しさで
胸がいっぱいになる。

思わず顔がニヤけて
それに自分で気がつき、
指で顔の頬骨を押さえつける。

枕元には、
茶色のポーチが昨日のまま置いてあり
準備万端だ。

「、、ちづちゃん?」

「 ん?」

タクミはちづるの顔を見て、
布団の中に入りながら言う。

「寝ちゃったと思ったよー。」

「ぇ? ふふ、、寝てないよ。」

「、、、今日は、寝よっか。」

「 ぇっ 」

   え !? ?

「疲れてるでしょー?」

「 〜っ? 疲れてないよ?」

「ちづちゃん。
  無理しないで。 ね?」

「、 、 、、、。」

  え !?
 
   エッチしない? 

  なんで?? ?


「エッチなんて、
 いつでも出来るんだしー。」

「、 、 、 、 、、。」


   今日も ?

 今日も 我慢なの? 


「 ? 」

「ちょっと、、 待って、 」


ちづるはむくりと起き上がり
布団の上に座った。

「 ん?」

タクミはもう横たわり、
手で頭を支えてちづるを見ている。

「、、なんで?」

「 ?」

「エッチ、、するって
 昨日言ってたのに、、。」

「っんーー、、でも
 疲れてるならなーって思って。」

「、、、疲れてないよ。」

「そーぉ?」

「うん っ 」

「したいなら、いいよ?
      する? 」


「 、、 、。」


    あ 。


  また だ

   なんでだろう

 タクミ君と 話してると

   なんか


「どしたの?」 


「〜っ、、タクミ君も、
    したいよね?」

「 え? 

  んーーと、、
     ? なんで?」

「だって、!  
  昨日、、その 〜っ
     反応、、  」

「 ぇ?」

「だから、、 〜っ 
 勃ってたし  〜っ  」

 
  自分が


   惨めになる 時が 


「昨日? そーだっけ?」

「〜っ! 、 、、。」

「 ? 
 まぁ、いーや。
 したいなら、しようよ。」

「 〜っ  、 、、」


「ん?  ぇっ? 」 


   あれ?  


       え?

 涙 ?

   なんで ?? ?


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