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「夏の出来事 5」
【若奥さん 官能小説】

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3月-1

3月になった。
タクミは学校やバイトが終わると、
ほとんど毎日ちづるの家で
過ごしている。

母親が居ない生活が長く続いていた為
タクミは洗濯も自分でしていたが、
今はちづるの家でやってもらう事が
多い。

ある日の夜。
ちづるは久しぶりに友達の知可子と
飲みに行く事になった。

タクミにはその事を伝えていて、
タクミは夜、自分の家で過ごす。
弁当を買い、自分の部屋で
それを食べながらテレビを見る。
その後シャワーを浴びて、
部屋に戻りベッドの上で
漫画を読んでいた。

読み終わり、時計を見ると
1時を回っている。

枕元に置いてあったスマホを持ち、
ちづるからメッセージが
入っていないか確認しようとすると、
タイミングよく着信音が鳴る。

ちづるからメッセージが入った。

【今帰ってきたよ(^-^;
なんか知可子、
凄い酔っぱらっちゃってたー(笑)】

【おかえり。
こんな時間まで?
何時から飲んでたんだっけ?】

【5時】

【長っ!】

【だよねー(笑)
なんか、
ベロベロだったから送ったの。】

【そーなんだ。
明日、行って大丈夫なんだよね?】

【大丈夫だよ♪】

【ドリア食べたい。
前作ってくれた、
きのこ入ってるやつ。】

【分かった(^o^) 明日作るね♪】

【ありがとーー。】

【じゃあ、シャワー浴びてくる。】


2人はラインで、そう話した後
おやすみのスタンプを送りあった。


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