初めての・・・豹介とゆかりの場合-21
すぐに豹介はティッシュでゆかりの手を拭いて、キスをした。
「すげぇ気持ち良かった。ありがとな・・・。」
「本当?それならまたしてあげる!」
嬉しそうにゆかりが言うと、豹介は彼女を抱きしめた。
「俺、今、すげぇ幸せ・・・。」
「うん・・・私も幸せ。豹介、大好き。」
「俺も。」
気がつくと時刻は19時だった。
すっかりと辺りは暗くなっていて、二人は慌てて軽くシャワーを浴びた。
「一緒に風呂入りたかったな・・・」
ゆかりの帰る支度を手伝いながら、豹介は拗ねながら言った。
「・・・じゃあ今度入ろ。でも暗くしてね。」
「えー?暗くすんの?・・・ゆかりの裸もっと見たい。」
「エッチ!!!」
「エロくて悪いか?!ゆかりともっとイチャイチャしたい。」
そう言いながらゆかりのおでこにキスをする。
二人は時間が許す限り、初めてのエッチの余韻に浸りながら過ごした。