初めての・・・豹介とゆかりの場合-19
再び豹介はゆかりをベッドに寝かせた。
彼女の両脚の間に入り込み、先ほど愛撫してトロトロになっている蜜壺に
ぴったりとあてがい、狙いを定める。
「ここ・・入れるぞ。力抜いて。」
「う・・ん。」
ゆかりは豹介に両腕をまわしてしっかりとしがみ付いた。
ぐぐっと豹介の先がゆかりの中に押し入ると、
想像以上の圧迫感に豹介は快感の表情になる。
その反対にゆかりは痛みに耐える様に、ぎゅっと目を瞑ってこらえた。
「・・・先っぽ入った。ゆかり、大丈夫か?」
「い、痛い・・。」
涙目でゆかりは答えると、豹介は更に心配そうな表情になる。
「抜くか?」
「う・・ううん、最後まで・・・入れて?」
「わかった。でも限界だったら言えよ?」
豹介はゆっくりと静かにゆかりの中にはち切れそうに反り返った自身を推し進めた。
小さくて狭い穴の中に無理やり入り込む感覚が、豹介に感動と不安をもたらせる。
ゆかりは黙って苦しそうに顔をゆがめていたが、
そうこうしているうちに彼の先端は最奥までたどり着いた。
「全部入った・・・。」
豹介がゆかりを覗きこむと、ゆかりはうっすらと目を開けてほほ笑んだ。
「やっと一つになれたね・・・。」
そう言われた豹介は、幸せそうな表情でゆかりに何度も口づけた。
ゆかりも彼と同じ気持ちで、ぎゅっと愛おしそうに豹介を抱きしめた。