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続・華麗なる転身
【SM 官能小説】

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最終章 地中海へ向かって -1

最終章 地中海へ向かって

 美弥、友子、芳子、百合絵の四人の身体はすっかり変貌していた。四人とも立派な妊婦となっていた。
 百合絵は一週間前に卵巣の機能破壊の手術を受けた。
「これからあなたの卵巣を殺してしまうわ」
「そんなことしないで。お願い。女のあなたならわかるでしょ」 
「大丈夫よ。痛くもないから……それに毎月のめんどうなお客様もこなくなるわ」
「いやぁ」
「じゃあ、……始めるわよ」
「ああっ。止めて!」
 百合絵は女に別れを告げた気持ちだった。涙が出てきて止まらなかった。
「さんざん泣けばいいわ。でもこれが今後どれだけ救われるか、わかる日が来るわ」
 手術は痛みが全くなかった。

 美弥は、硫酸で焼かれ、尿道が引きつったため、おしっこも飛沫きが一段とひどくなった。着衣が濡れてしまうほどの飛び散り方となっていた。クリトリスの神経は完全に死んでいて、針を刺されても痛みを感じないまでになってしまった。膣内もほぼ同様でGスポットを含めて全く感じることができなくなった。これからは専らアナル専門で逝くしかないようである。
 友子は膣もアナルも手首が入るようになった。足を大きく開くと、女の溝も大きくくつろぎ、そこにぽっかりと大きな穴が見えるまでになった。
 花弁を指で開くと、ピンク色の子宮口がはっきり見えた。アナルもドーナッツ状に変形してしまった。どちらも、もはやも元に戻すことは不可能だった。友子は、腸の中にさまざまなものを入れたり、手首まで入れてウンコを掻き出したりする責めをすることができるようになった。
 人工妊婦の芳子は、いつも重そうに歩いていた。背骨が痛いと訴えていた。腹が大きいので専らバック専門になってしまった。ただ妊婦の特徴である大きな乳房がないのが不思議だった。数日前から生理が始まったが、人工胎児を入れてからは、いつもより出血量が多いようである。

 所長は女たちの仕度が整ったことを確認すると、マヤたちの知らぬ間に海外に売り飛ばしたようで、いつの間にか女たちを目にすることがなくなり、いつしか忘れ去られていった。

 マヤ、サキ、ユキ、レミの四人は新たな女の入荷を待つ間、休暇がもらえたので、地中海に遊びに行くことになった。
 美弥をはじめ情報を盗もうとした女たち四人は、仕事が成功すると地中海に遊びに行く予定だったが、行方も知らない海外の娼窟へ高値で売られたのであった。一生男にかしずくために。

華麗なる転身  完


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