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続・華麗なる転身
【SM 官能小説】

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第23章 ただ孕むために-2

第23章 ただ孕むために(2)

 美弥はマヤの出現におびえた。マヤによって美弥の女性器は変えられてしまった。もっとも外に見える部分だけだったが、美弥にとっては自分の手で触れることができるだけに相当のショックだったに違いない。部屋の隅に横座りになっている美弥の側にマヤが立った。
「さあ、おまえもそろそろ受胎期ね。どう、子どもが欲しいでしょ。女なら必ずそう思うはずよね。それとも一生子供の産めない身体に変えてあげようか」
「どちらも嫌です。かんにんして下さい」
「おまえたちには自由が無いんだからね。若くして廃人のような生活を送ることにもできるのよ。まだわからないの」
「いいえ、……」
「今から三人の男といっしょに生活させてあげるわ。どう?男と交わるのも久しぶりでしょう。お前が来るのを待っている男たちがいるのよ。……さっき見てきたら……私も女だから恥ずかしくて言いにくいんだけれど、もう準備ができているみたいよ」
「えっ?……」
「比較的若い男たちだから元気のいい精子がもらえるとおもうわ」
「そんな……」
「いまから、妊娠するために交わりつづけるのよ」
「そんなこと、いやです!」
「しばらく一緒に生活すれば、確実に妊娠するわよ」
「そんなこと……したくない」
「そうね。おまえは感じないんだったよね。……でもきっと、三人だと穴が不足だわよね。でも女には性器だけでなく、他にも受け入れることができる場所があるわよね。きっとアナルにも入れるはずよ。……そうそうおまえはこれからアナル一本でいったらいいわ。そのうちアナルでも絶頂が迎えられるかもね」
「もうだめ……なのね」
 ポツリと美弥が行った。
「せめてもの、……気持ちよ」
 ユキがさりげなく、美弥の膣口に軟膏のチューブを入れ、中身を絞り出した。
 ユキに抱きかかえられるようにして美弥は男たちの待つ部屋へ向かった。男たちの部屋の中ではハードコアの映像が大画面に流れていた。ドアを少し開けただけで男の香りが外に漏れてきた。
 美弥が部屋の中に放たれたとたん、ウオッという雄叫びの声の中に、美弥の悲鳴が最初の瞬間だけ聞こえてきた。すぐにそれはくぐもった細い声に変わっていった。
 美弥は、男たちの部屋に入れられ、三人の男たちと代わる代わる何回も交わった。この間は食事も抜きだった。ただただ男たちは美弥の体内に精液を注ぐことだけを目的としていた。美弥にとっては何も感じることの出来ない数日間だった。それは女として長く地獄の期間だった。
 しかし性器からは女としての快感はなかったが、マヤのいうとおり、男たちは美弥のアナルにも挿入を繰り返していた。感じない肉壺に入れられるより、美弥はしだいにアナルに入れられることを好むようになった。そしてアナルに入れられることによって、蜜液が十分に溢れてくるようにまでになったことが、美弥にとって唯一救われるうれしい事実でもあった。そしてついには、アナルによって絶頂を感じるまでになっっていった。この間で、美弥の子宮の中にはたっぷりと精子が侵入したはずである。

「おめでとう。子宮口も紫色で、順調よ。妊娠三ヶ月ね」
 マヤが友子の膣の中に入れたクスコを覗きながら報告していた。調べたところ、友子はめでたくご懐妊だった。
「ところでどう?ユキ!……調教は上手くいっているの?」
 友子は、現在フィスト用に膣が拡張されていた。
「はい。今ではすっかり手首まで入れられるようになりました。これから、膣の中で、指を開くことができるようにするところです」
「そう。すごいのね」
「でも、マヤ様。アナルの方が難しくて、なかなかうまくいきません」
「ちょっと入れてごらん」
「友子さん。口を開けていてください」
 友子が口を半開きにしていた。ユキが手にクリームを塗って、友子のアナルに指を入れた。
「うううん」  
 友子が呻いた。ズブズブと指が入り、ムチムチと音を立てながらやがて手首まで入っていった。
「時間をかければ、なんとか入るじゃないの」
「それはそうなんです。とにかく時間がかかるんですが、なんとか手首まで入るんです。でも手の骨が痛くて……」
 ユキが手首を入れたまま笑った。きつく括約筋で締められているようで痛そうだった。
「ウンコが溜まっているんじゃない?」 
「ええ。指先に塊が触れますわ」
「じゃあ、掻き出してごらんよ」
 ユキはマヤの言いつけで、腸内に溜まっている茶褐色の塊を掻き出し始めた。カランカランと乾燥した音を立てて、塊がアルミの皿の中に落ちていった。その作業をしつつ、もう片手を膣の中に沈めていった。 友子は膣とアナルの両方に、手首が入ることを最終目標としていたが、ほぼ目標が達せられようとしていた。あとは自然に月が満ちて腹が膨れてくるのを待つばかりだった。

 こうして友子は順調に懐妊した。
 芳子は死産したものの胎児をシリコンゴムの風船でできた人工胎児と交換した。
 残っているものは、美弥の妊娠の確認と百合絵のもう片方の子宮への受胎とその後の割礼であった。こうして付加価値のあるオンナたちに仕上げていくのだった。いまは日本人の女というだけでは売れなくなっていた。
< 第23章 ただ孕むために 終わり >


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