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続・華麗なる転身
【SM 官能小説】

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第24章 種付け -1

第24章 種付け

 百合絵の右側の子宮に受精卵を入れられてひと月後、受精卵は無事着床したようだった。もうひと月たって生理がこないことを確認すれば妊娠は間違いはないのだが、すでに尿検査の段階では妊娠反応が出ていたのだ。
「さあ、反対側の子宮にもう一つ赤ちゃんを入れてあげるわね」
 サキがうれしそうに微笑みかけていた。今日は左の子宮の受胎日だった。しかし、今日は百合絵を待っていたのはサキだけではなかった。けっこうな数の男たちが同席していたのだった。その男たちの前で受胎させられるのだった。しかも百合絵自ら受精に協力させられるとはだれも思っていなかった。
「もういやです。お願いです。堪忍して下さい。右側の子どもも双子なのに、これ以上入れられたら私、……」
「私?……がどうなるのよ」
 サキが責めた。
「そうよねぇ、五つ児や六つ児を産んだ人もいるものね。一つの子宮の中にそれだけ入るってことよね。左右ならその倍は入る計算よね」
「そんな……こわい」
「でも十人も続けて出産したらさぞ面白いショーになるわね。それはにぎやかな泣き声の合唱の中でのショーだこと」
「さあ、ベッドにのって!……ここにいるみんなもお前のここに興味があるみたいよ」
 百合絵の下腹部の翳りをつついた。異国の男たちがベッドに近づいてきた。
 ベッドに横座りになった百合絵に男たちが取り囲むようににじり寄っていった。百合絵はいっそう引きつった顔になった。
 男たちは百合絵を左右から抱きかかえ、両足首が掴まれた。
「きゃっ……いやあぁ」
 何本もの手が百合絵の両足を掴んで大きく開いていった。すごい力だった。股関節が外れるのではないかと思うくらい強くスピーディな作業だった。
 漆黒の翳りの下の秘裂がくつろいでいた。ピンクの秘肉に黒い洞穴が顔を見せていた。
「さあ、中を見せてもらおうかな」
 ユキによって、女の溝がライトアップされた。男が太い指を膣に押し込んだ。
「ああ、いやぁ」
 グブグブと揺するように押し込み、何の愛情もなく肉壺を乱暴に開いた。
「いいぃ……」
 何もかもが強引だった。もともとロバ用に拡張された膣だったが、これ以上開かないのではと思われるくらい両手の指が先負使われていた。
 最も百合絵の場合、ちょっと開けば十分子宮口が観察できたのだが、より恥ずかしさを与えるために十本の指を入れたのだった。
 とにかく今日の受胎はお客の手によってすべて行われようとしていた。
「さぁ、今からたっぷりと子種を挿れて貰うのね。今日のお客様はさまざまなお国方たちよ。
言葉は通じなくとも見てわかるように、肌の色もさまざまね。……さぁ、何色の赤ちゃんが生まれてくるかしら楽しみね。……ここにみんなの子種をまぜたものが注射器に入っているわ。一番最後にこれを入れてあげるからね」
 サキが言い終わらないうちに最初の男がすでに百合絵を二つ折りにして器用に腰を打ち付けていた。
「ああっ……」
 強力な打ち付けに、自然に声がでている。
 喘いでいる百合絵は、そっと顔を上げると男たちの見下ろす視線が強かった。アフリカ系、ヨーロッパ系、中国系、そして予想できない南米系かオセアニア系の男の顔が百合絵を囲むように見下ろしていた。
 男たちは自分を選べと盛んに指さしていた。
 しかし百合絵には選べなかった。順に男たちの目を見て迷っていると、一人目が終わったのか、百合絵の股間からヌチャッというぬかるんだ音が響いて、急に秘裂が涼しくなった。
 たちまち、二番目の男が侵入してきて、グチャッグチャッという下品な音を立てて身体の奥が突かれてくるのがわかった。
 男の突きに合わせて、百合絵の口からはリズミカルな声が続いて流れ出ていた。目を開くと目の前に黒い顔があり、ピンクの唇が近づいてきた。百合絵の顔に男が被さり、くぐもった声に変わっていった。
 いつ終わるともしれない種付けの始まりだった。
< 第24章 種付け 終わり >


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