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続・華麗なる転身
【SM 官能小説】

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第21章 商品になるために-1

第21章 商品になるために(1)

 ようやく友子がバイヤーが連れてきた三人の男たちから解放されて戻ってきた。バイヤー夫婦は、観光目的で現地の有力者を毎回連れて来日していた。その接待に友子が使われたのである。
 まる二日間、男たちの相手をしてきたのだった。
 まあ、それだけ友子の身体に男を離さない魅力があったということかもしれないが、それにしても男たちも大した者だった。発情剤の効果で衰えを知らなかったということもできる。
 男たちは放出した後も数十分すると友子のよがり声と淫らに悶える肢体に再び刺激されてか、たちまちもよおしてきた。萎えてだらしなくなった垂れ下がったモノにグイグイッと血流が送り込まれ、見る間にいきり立って、臍にくっつくくらい反り返ってくるのだった。
 友子のマンコへの挿入も、顔を歪めて喘ぐ様子を見たいがためで、子壺が引き出されるのではないかと思われるくらいの強烈な出し入れが繰り返された。また、喉の奥がその次のターゲットだった。溢れ出てくる唾を呑み込む動きが屹立の先端をクルンと擦る気持ちよさを何度も体験したかったことと、こみ上げてくる胃液との戦いで歪む顔を見るのが、まさに至福だったようだ。
 一方、精液の方の製造は間に合うわけもなく、さすがに最後の方は空砲を放っていたようだった。
 今回の友子は、接待という本来の目的もさることながら、異国の男たちによって、孕ませようとすることがねらいだった。
 父親のわからない子供なら、妊娠中にいかに責められようとも愛着がわかないだろうということで実行されたのである。

 ユキがぐったりとして意識のない友子を引きずるようにつれてきて、診察台の上に乗せた。
「いやはや、……なんともひどい姿ね」
 マヤが友子を一瞥して言った。友子の女の溝の皺と肛門の襞回りには、男たちの白い名残りが固まって皮膚にはりついていた。
 日干しの為に、黒く干しシイタケのようになった両花弁も、多量の精液でパリパリになって、砂糖をトッピングしたようだった。太陽の熱で焼け野原になった股間部は恥骨付近が擦れて真っ赤になっていた。たぶん男たちは奥深い快感を得るために最後の瞬間に恥骨をぶつけて震わせるようにして放ったためだろうか。
「あらッ、鼻の穴の中までたっぷり詰まっているわ。ふふふ、鼻の下はまるで白髭ね。季節が冬ならサンタクロースってものかしら。ふふふ……普段体験できない外国のメガチンコを体験してきたってわけね」
 まぶた、耳や鼻の穴の中にも精液がこびりついて乾いていた。口の回りには男たちの硬く太い陰毛が、くっついていた。
 友子の手足は台の上で、右の手首を左の足首に、左の手首は右の足首にそれぞれ交叉するようにロープで縛られた。まるでひっくり返ったカエルのようだった。こうすると女の溝がパックリと大きく開くのだった。足を閉じようとしても、手が邪魔するのだった。手を動かそうとすれば秘裂はさらに開いてしまうばかりとなっていく。
 普通、足を大きく開かされると女の溝が割れて、感じていなくても花弁がくつろいでしまうのだったが、友子の場合は、大きく開かれても、しっかりと精液で糊付けされていて微塵も変形しなかった。
「起きるんだよ」
 マヤは近づいてきて友子のほほを叩いて起こした。友子は眼を開けようとしたが、精液がまぶたをも塞いでいてダメだった。
 糊付けされた瞼が動き、薄目が開いた。そして叫いた。
「いやっ。……もうしないでぇ……。いやぁ」
 友子は自分の状態がよくわかっていなかったようだ。まだ男たちに抱かれているんだと思っていたのだ。
「落ち着きな。男たちはもういないわ。……どうだった。男地獄は。……たっぷり精をもらったんじゃない。受胎期だったからきっと元気な赤ちゃんが作れたことね」
「ああ、いやよぉ。……いわないでっ」
 友子は犯されても犯されても男たちから開放されなかった。しかも激しく犯されているのに、自分の意志とは無関係に毎回毎回必ず絶頂を迎えていた。それは友子にも発情剤がタップリ与えられていたからでもあった。
 何度も絶頂を迎えるうちに声は涸れ、喉は渇き、身体からは力が抜けて、だんだん意識も遠のいていった。むろん男たちにとって、友子の意識の有無はどうでもよかった。
 遠くなった意識は、男の刺激でまた現実に引き戻させていくという繰り返しだった。
 ふと気が付くと、必ず男の屹立が身体の奥底だったり、喉の奥深くだったり、肛門を含めて二穴、三穴と常に女の穴に収まっていた。そして、身体のあちこちに男たちの手が伸びていた。何時果てるともない快感が続くのだった。それが男地獄だったのだ。
 そして、気が付いたら、男たちの六本の手の中からこの台の上にいたという次第だった。
<第21章 商品になるために(1) 終わり この章つづく>


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