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続・華麗なる転身
【SM 官能小説】

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第21章 商品になるために-2

第21章 商品になるために(2)

「だいぶ、いいおもいをしたようだね。ずっと、男日照りだったのかい。たっぷり受け入れたんだからきっと受胎するはずよ。こんどの生理日が楽しみだね」
「もう……そんなのいやだぁ」
「必ず妊娠させるからね」
「必ずって……そんなこと……」
 妊娠するなんて考えてもみなかった、恐ろしい二文字の響きが頭の中を駆けめぐった。しだいに目の前が暗くなっていった。 
「新薬の情報も取り戻せたし、おまえたちの関係もあらかたつかめたので、おまえたちに聞きださなければならないことは全く無くなったのよ。残ったことは……おまえたち四人の処分だけね。これだけの秘密を盗もうとしたのだからね。……それなりの覚悟はできているわね」
 友子はその言葉を聞いて顔が曇った。
「そんな暗い顔をするなって!……おまえたちは半年後には言葉の通じない海外で生活しているのよ。みんな高い値段で売り飛ばされるのよ。……そうね。喜びなさい。一生男には不自由しない生活が送れるわよ。……昨日のはその練習の一部と思えばいいのよ。……毎日食べて、男に挿れて貰って、ぐっすり寝て、また翌日には男を迎え入れる。……上の口も下の口も楽しめる毎日なんて、女として、いえ、牝としての生き様としては最高なんじゃない」
 友子は茫然と、遠いところの話のように聞いていた。
「もっともいろんな国があるからね。……日本の男たちのように、やわで優しい男ばかりじゃないわよ。もっと打算的よ。役に立たなかったり、現実的かもね。……いうことをきかなかったりすると恐ろしい結果になるわよ」
 恐怖に脅えた顔つきに変わった。
「心配しなくても良いわ。そんなに震えなくても。…… ふふふ。殺されたりしないから安心しなさい。だってせっかく高い金で買ったんだからね。……そうねぇ。今までの例だと……ちょっとまってね」
 マヤは薄いファイルを開いた。

「報告によるとね。……まぁ、一番ひどい例がダルマになった女かしら。ダルマってわかる?……うるさく騒ぐし、逃げようとするものだから、着いて何日もしないうちに両手足を切り落とされて胴体だけになったのよね。手足が無いから……抱く男としてはコンパクトで都合がいいのよね。だって足が腿から無くなっちゃってるんだから、いつもマンコが自然にパックリ開いているからね。……でっかいオナホールってものかしら。まぁ、こうなると,女というより、しゃべるマンコと言ったほうがいいかもね。……女にしても両足がないから、足を上げる必要もないから便利って言えば便利よね。……でも大切にされるのは男に抱かれるときだけよ。あとは部屋の隅に放っておかれるだけだからね。若い女がウンコもおしっこも垂れ流しさ。生理の始末だって嫌がって誰もしてくれないし、水だって呑めないし、食事だって気が向いたときに誰かが食べさせてくれるだけよ。犬や猫の世話よりも手がかかるもんだから、ひと月もしないうちにどこかへまた売り飛ばされたと記されてるわ。……でもまあ、こうなるとお終いね。……年寄りのダルマなんてだれも見たことはないわね。そんなに長生きしていないのかもしれないわね」
「……」
「それと、ほかにはね……そうそうこれか。……いうことをきかない女が四つん這いにされて両足を開かされて杭に止められて性欲処理に使われている写真があるわ。ほれ、これよ。見える?……これは……街に細い路地裏の隅ね。……管理人の男……うん、あれっ、子供だわ。……この子に小銭を払うと女の穴に入れることができるらしいのよ。時間制限はないけれど、たいていは1時間に4、5人は男の処理ができるのかしらね。……でもひどく値段が安いわねぇ。……これだと、男を10人相手しても100円にも満たないじゃない。それでも日に500円くらいは稼げるみたいね。この写真に写っているのは五十近い婆ぁね。婆ぁでも女は女よね。白髪が混じっていても一応穴はあるんだからね。それに生理も上がっているから妊娠もしないから一年中使えるわけか。……でもこんな女にいちいち管理人が付いている必要もないからこどもの小遣いかせぎね。……目を離した隙に興味津々の男の子たちが近づいてきてマンコに棒を突っ込んだり、トカゲを入れたりすると書いてあるわ。それから……不潔な環境だから、ハエとかアブがマンコの周りを飛び回っているって。まるで牛や馬見たいね」
「……」
「それから、アキレス腱や手の筋を切断されて這って動くことしかできない女も書いてあるわ。一生立てないし手も自由に動かないのよね。きっと、横座りまま動くのよね。写真見ると、歯が全部抜かれているわね。口元だけ見れば皺が寄ってまるで老婆ね。
 報告によると、どの女も生気が無くて、もう日本に帰れるなんて考えてはいないって書いてあるわ。……たぶん、今日の夕方まで生きられるか。明日は生きているのか。今のことだけ考えて必死だったのね。とくにダルマの女はこれ以上のサービスはできないくらい男に尽くしていたはずね。だって、口しか使えないものね。それでも男なんて身勝手で、自分だけ女の中に放出して満足すればあとはそんな女のことなんか見向きもしないしね。ダルマが逆さまになっていようがうつぶせだったって関係ないって感じよ。まさに浮かばれないっていうか、地獄ってきっとああいうのをいうのね」
「ああぁ。いやぁ。……やめて、もう……」
 友子は泣き顔になって青ざめてブルブル震えだしていた。
<第21章 商品になるために(2) 終わり この章つづく>


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