第11章 尿道責め-11
第11章 尿道責め(11)
「やっぱり駄目だったわね。お仕置きよ……そのままウンコをしてごらん」
「えっ。そんな」
「しなければ浣腸よ」
芳子は浣腸がきらいだった。しかたなく力んだ。
「うぅん。……ううぅん」
次第に肛門が盛り上がってきた。太い便の先が見えかくれしている。
「ううん」
ビチッというオナラと共に、長さ二十センチの太く硬い黒褐色の便がムチムチと出てきた。洗面器の底に達して、クルクルと巻いてボチャンと落ちた。
つづいて柔らかめの褐色の便が粘液に包まれてニュルニュルとすばやく落ちた。
「もう出ないわ」
芳子が恥ずかしそうに言った。
「確かめてあげるわ」
「大丈夫よ。もう出ないんだから」
サキは太めの短いガラス管を肛門に突き刺し、そしてグッと奥まで入れた。
中で二、三回クルクルと回した。そして引き抜いた。
褐色の便がガラス管の中に詰まっていた。
「まだ残っているじゃない。駄目よ、こんなの」
「だって、もう出ないんですもの」
「そうねぇ、今日は空気浣腸をしてあげようか。これならそんなに気持ち悪くならないし、出した後もいつまでも渋らないから」
芳子は床の上に四つん這いになった。
<第11章 尿道責め 終わり つづく>