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年下カレシ
【女性向け 官能小説】

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女の影-1

次の日の朝、奈々子と葵はゆかりの家を訪ねた。

すでに用意万端のゆかりが家から出てきた。


「おはよう〜!あれ?葵も一緒ってことは奈々ちゃんの家にお泊りしたの?」

「そうだよ。」

「そうなんだ〜・・・なんか大人な恋愛って感じだね。」


ゆかりはまだ豹介とキス以上に進めていないのを気にしていて、

ため息をつきながら言った。奈々子は何といってゆかりを励ましていいのかわからず、

当たり障りのない事を言って歩き出した。


「そんなに悩まないの!これからアルパカ見に行くんでしょ?ほら、早く行こう!」

「うん、そうだね。」

ゆかりはやっと笑顔を見せて、奈々子の車の後部座席に乗り込む。

助手席には葵が乗った。

それから豹介の住むマンションへと向かい、一行は県境にある牧場へと向かった。


車を走らせて1時間半、のどかな牧場へとたどり着く。


「わ〜空気が違うね!豹介、一緒に写真撮ろうよ!!」


そう言ってゆかりは豹介とアルパカ牧場と書かれた看板へと走って行ってしまった。

残された奈々子と葵は手を繋いで、ゆっくりと歩き出した。


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