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おっぱい搾乳訓練所
【学園物 官能小説】

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6.おっぱい自主トレ-3

「……」

 また『乳搾り』……考えただけでクラクラする。 午前中散々搾って搾って搾り抜いて、休憩時間かと思わせておいて、さらに搾ろうという。 どこまで搾れば気が済むんだろうか? というか、本当にお乳が出るまで、搾り尽くされなきゃいけないんだろうか?

「ここまで、わかりましたか?」

「……」

 ペナルティって、お乳を搾られるだけじゃないんだろうか? みさきの口振りだと、先ほど説明があった『搾乳環の乳搾り』と『延長時間の乳搾り』、『おっぱいビンタ』以外にも『反省乳搾り』という儀式があるらしい。 どれもこれも禍々しい語感すぎて泣きたくなる。 一時の感傷に囚われて、しばし呆然となる朋美に、

「わ・か・り・ま・し・たぁ?」

 おっぱいのすぐ上に、下から覗き込むみさきの顔があった。

「……! は、はい! わ、わかりました!」

 慌てて背筋をピンと伸ばし、大きな声で返事をする朋美。 ここではボーッとすることも許されない。 例え分からなくても、声に出す。 黙っていたら事態は決して好転しない。

「返事が遅いです〜。 次に遅いと『ペナルティ』つけちゃいますよ」

「ううっ、それだけはお許し……申し訳ありません」

「気をつけて下さいね〜。 で、肝心の『おっぱいトレーニング』ですが、『しこしこ』と『もみもみ』、『ゆさゆさ』と『たぷたぷ』、『ごりごり』と『ぶるぶる』があります。 一度しか言わないから、しっかり覚えましょう」

「は、はい!」

「まずは『基本動作』からいきますよ〜♪」

 そういってみさきが教えてくれた内容は、以下の通りだ。

 『基本動作』として、歩き方が指定された。 がに股を作り、腰を落とし、太腿から股間の付け根にいたるラインが地面と水平になるようにする。 そのままの姿勢を保ちつつ、腰を捻って交互に脚を回転させ、部屋の中を円を描くように歩く。 歩きながら乳房、あるいは乳首を刺激し、トレーニング内容を掛け声で復唱する。 顔は正面、口は大きく拡げ、笑顔を忘れずに。 おっぱいを刺激する喜びを全身で表しながら、時間一杯トレーニングに励むことになる。

 『しこしこ』の場合は、乳首トレーニングだ。 乳首を思いきり抓って前に引っ張り、1ミリでも最長記録を更新するべく勃起させる。 掛け声は『お乳首、お乳首、シコッシコッシコッ! お乳首、お乳首、シコッシコッシコッ!』。 乳首を揉んでもらうときは『シコシコシコ』と併せて発声する一方、自分でシコシコするときは『シコッシコッシコッ』と、1揉み1揉みに力を込めなくてはならない。

 『もみもみ』の場合は、乳腺トレーニングだ。 乳房の乳首奥に潜んだ分泌腺を刺激するため、兎に角乳房を激しく揉む。 『お乳房、お乳房、モミっモミっモミっ! お乳房、お乳房、モミっモミっモミっ!』と唱えながら歩き回るなら、最低でも掌全てが乳房に覆われて見えなくなるくらいでないと『おっぱいトレーニング』として合格はもらえないらしい。

 『ゆさゆさ』で対象になるのは、おっぱいの張り、つまり膨張具合だ。 手を後頭部に組んで上半身を左右に勢いをつけて交互にひねり、横乳と脇が、パァンッと乾いた音をたてるまで激しく振る。
『お乳房、お乳房、ゆっさゆさッ、お乳房、お乳房、ゆっさゆさッ』と声を張りあげながら、合間合間に『パン、パン、パン、パンっ』とリズムを刻めていれば、肌の張りは上出来といえた。

 『たぷたぷ』が確認するのは、おっぱいが重力に負けていないか、つまり下乳の垂れ具合になる。 手は後頭部に回して、腹筋と背筋を交互に力む。 乳房を下に振り下ろし、返す勢いで真上に振り上げ、理想は乳首の向きが真下、真上を交互にとるまで撓ませることだ。 『お乳房、お乳房、たっぷたぷっ! お乳房、お乳房、たっぷたぷっ!』といいながら乳房を上下に揺するわけだが、みさき曰く、おっぱいが大きいコがこれをすると、乳根が擦れて凄いことになるらしい。 朋美は……朋美のおっぱいはどうなんだろうか? 自分では大きい方と思っているけれど、さっきのメイドさんのように、もっと大きい人もいる。 わざわざ痛い方向に頑張る必要はないわけで、朋美はなるべく『たぷたぷ』はしないでおこう、と思った。

 『ごりごり』は、床、或は壁におっぱいを押しつけて、ぺちゃんこになるまで平押しするというものだ。 平べったくオナったおっぱいが腕を越えてはみだせば、弾力性は十分といえる。 お乳の芯まで鍛えられたおっぱいであれば、平べったくなった直後に元の形に戻るため、復元力もチェック可能だ。 『お乳房、お乳房、ごりごりごりッ! お乳房、お乳房、ごりごりごりッ!』と、掛け声勇ましく壁に突進する。 或は床にダイブする。 がに股のまま走る難しさもさることながら、勢いを弱めずおっぱいごと壁にぶつかるのが難しい。 相応の勇気がいるからだ。 みさきによると、恐怖心を克服し、自分のおっぱいが衝撃を全て受けとめると信じ、全てをおっぱいにぶつけることに成功したとき、おっぱいは大きく射乳へ近づくという。 

 『ぶるぶる』は、身体全体で勢いをつけて、ロケット型になるまでおっぱいで円を描きながら振り回すというものだ。 遠心力で乳房を巡る血液が先端に集まり、火を噴くような、艶やかな朱色になるまで乳房を振り回せば合格になる。 『お乳房、お乳房、ブルンブルン! お乳房、お乳房、ブルンブルン!』と、おっぱいがもげるギリギリまで振り回せるようになったとき、おっぱいは揉む側にとって最適な感触を身につける。



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