安眠-1
タクミがコンドームを外し、
ティッシュを取りながら話す。
「あれだね、エッチの時は
タオルは絶対に必用だね。
100パー、、。
まーた、おしっこ出ちゃったね。」
「 っ、 はーー、、
はぁ、 、 」
ゆかちゃんは
こんな風に 漏らしたり
しない子だった ?
「拭いてあげる。
脚、開いて。」
「ん、 、大丈夫。
自分で やるから。」
性欲も 弱くて
女の子らしい感じの子 、、?
「ぇーー?
やらせてよ。」
「大丈夫、っ、、 」
ちづるは急ぎ気味に
ティッシュを取ると
アソコ拭きパンツとズボンを履く。
それが終わるとすぐに、
ウトウトする。
タクミが言う。
「眠い?」
「、 、、ん 」
「ふふ、、 おやすみ。」
「、、抱っこ して 。 」
どういう子が
好き ?
今すぐ
タクミ君の 1番に
なりたい
「はーーい。
抱っこ好きだねーー。」
タクミがちづるを抱きしめながら
頬をゆっくりと撫でる。
ちづるはまた泣きたくなったが、
目を閉じて涙を飲み込んだ。
しばらくすると
そのまま眠りに落ちた。
1時間ほど眠った。
ふと目を覚ます。
「、 、 、 、、 ? 」
ぁれ ?
タクミ君 だ
ちづるはぼんやりと眠そうな目で
タクミを見る。
タクミが、
自分を見つめている。
寝顔を見ていたのだろうか。
「、 、 、、寝て ないの?」
あ れ?
なんか
前もこんな事 あったっけ
「うん。」
「 ん、、、
もしかして、、
ずっと見てたの? 」
起きたら タクミ君が
私を見てた
でも
昔より
「うん。」
「タクミ君も寝なくちゃ。
明日、、、
起きれなくなっちゃうよ?」
昔よりも
タクミ君
なんか 寂しそう
「もう、、寝るよ。
気にしないで、寝てて ? 」
「、 、、ん 。」
タクミ君の 寂しい理由は
なんだろう
私のせいって言ってた
でも私
男の人と 付き合う時は
いつも 確か
こんな感じだったし
なのに どうして
なんで タクミ君を
寂しくさせちゃうんだろう
結婚してるから じゃ
ないんだよね
じゃあ やっぱり
年齢 ?
「ちづちゃん、、 。」
「ん?」
「色々、ごめんね。」
「 ? 何が?」
「、 、 、、。」
俺が
ちづちゃんの過去を知ってて
知っててカメラとか
使おうとしたって
ちづちゃんが知ったら 、、。
もう俺とは一緒に
居たくないだろうな
逆だったら
俺だったら
過去のトラウマ
わざと
ほじくるような事する奴いたら
絶対に相手を 許さない
「何のごめんね、なの?」
「まーー 色々。」
「 ?」
「、、寝よっか。」
「、、うん。」
そう話すと2人は
お互いのおでこをくっつけたまま、
眠りに落ちた。