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「夏の出来事 5」
【若奥さん 官能小説】

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物語の感想-2

「、、。お茶は渡したの?」

「え? ぁーー、うん。」

「 そっか。」

「、、 、。」

「 何? なんか言いたそう。」

「 え? そうかな?」

「、、うん。」

「、、、ぁの、今度、、
飲みに行っていいかなぁ?」

「、、、、。」

「ぁっ 
2人でじゃないよ?
あの写真の女の人と。
 吉川さんの友達と、4人で。」

「、、、、。」

「お茶渡した時に、誘われて、、」

「、、、。 不利だゎ。 」

  
 絶対に不利だぞ 俺のが

     なんで ?
 
  

  いつ くるんだ、、、

  俺の 有利な時間は 


「 ? フリ ? 」

「、、、行きたいの?」

「、ぇーーと、まぁ、 
  うーん、どっちでも」

「じゃあ行かなきゃいいじゃん。」

「っんーー、そういう訳じゃ、」

「じゃあ行けばいいじゃん。」

「、、、 いいの?」

「そう聞くって事は
  行きたいんじゃん。」

「ん、そっか。 そーだね。」

「、 、、、。」

「じゃあ、、うん、 考えるね。」

「、、あの券、」

「 え?」

「縛っていい券。
100回分にしてくれたら
行っていいよ。」

「!? 〜っ 
 多いよ。
   数えられない。」

「俺が数えてあげる。」

「、っ 」

「漏らしたら、1回分増える事に
なりました。」

「 は!?」

「だから、昨日漏らした分いれて、
あと100回ね。」

「、 、 、、そのルールは
   一体どこから、、、。」



ちづるはタクミが冗談を言ってると
思い、ふっと笑おうとする。

しかし、
タクミの顔は笑っていない。
相変わらず、
何を考えているのか分からない。
タクミが言う。

「おおげさに、、
咳とかしなかったから、
男が離れちゃう事が
 多かったんじゃない?」

「、、 ? せき ?」


「過去に、、、。」


「 ?  ? 」



  咳? 


        ?


   せき、、 って 

  ぁあ ! 

 バラの 花が

  王子さまの 気を引くための
  


「、、ふふっ 
   本当、そうだね。」

「、、、。」

「 、ん? 
でもさ、
バラの花は咳とか、、
あと、ワガママとか言ったから
王子さまは
離れていっちゃったんじゃ、
なかったっけ?」

「それは王子さまが
 小さかったから、ね。」

「ぁあ、、 んーー と?
 ぁーー、、そっか。 
  そういう事かー。」

「、、、本当にちゃんと読んだの?
小さいから愛する事が
分からなかったって、
ちゃんと書いてあったじゃん。」

「、、、。
  やっぱ難しい話だね。」

「難しくないよ。」

「難しいってー。」

「難しくない。
大人なら分かる。」

「っ、 ぅ 。」

「あ、俺の言ってる大人って、
精神年齢の話ね。」

「、 、、、。」

「精神年齢あがらないと、
あの話は理解出来ないのかもね。」

「、、一生無理そうだね、私。」



ちづるはふふっと笑った。
タクミはこれ以上自分が
何を言っても、今すぐに有利には
なれない事を悟り、
きまりの悪そうな顔をして黙った。

今日も、布団に入るとちづるは
「抱っこして」と、甘えてくる。

タクミにとって
ちづるが甘えてくる事が唯一の救いだ。
愛しいと思うと同時に、
また明日の朝になれば
2人の時間はなかったかのように
ちづるはきっと過ごすだろう。

それを予測し、想像すると
叫び出したくなるような
焦燥感にかられた。


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