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「夏の出来事 5」
【若奥さん 官能小説】

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ただいま-4


「ごめんね。
 ちょっと 話した、、。」

「、、、。なんのお礼?」

「ぁ、うん。
  ぁの、飲み物の、、」

「飲み物?」

「うん。
昨日、湯あたりしちゃった時、、。
鼻血は出なかったんだけど。
ボーっとしちゃって。
そしたら、吉川さんも1人でお風呂
行ってたみたいで。」

「、 、、、。」

「ロビーで休んでたら、、。
私の様子みて、冷たいタオル
もらってきてくれて。
 その後、飲み物買ってくれて、 」

「っ はーーーー、、、。」

タクミは大きくため息をつく。
ちづるはつい、押し黙る。

「、 、、怒った?」

「別に。」

「、、、。」

「、、でもさぁ、 」

「 ?」

「やっぱり、、隙が多いよ。」

「え? 隙?」

「、、、 、。
  怪我のお礼だって、、」

「?」

「部屋に入れるのとか、、
    危険じゃん。」

「 ?   ?  」

 怪我のお礼で

   部屋に入れる ?

  
 ?   

        ?


     あ 。

 私達の?  

 
   私の 足の怪我?


「タクミ君て、 、、
  危険な人なの? 」

「、 、、、。」

ちづるは少し冗談っぽく
そう言った。
タクミはそう言われて、
きまりの悪そうな顔をする。
まだ不機嫌なように見えた。

しばらく2人は沈黙する。
ちづるはタクミの様子を見ながら
話しかける。


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