53歳の幼なじみ-10
うっ、あんっ、いいっ、いっやん、ひっ……
私の口撃に、冴子は声で反応した。
ひとしきり冴子の体を舐め尽くした私は、乳首を口に含んだまま、冴子の胸の上で、ハッハッと荒い息をしていた。
動悸が収まりかけた時、私の背中をずっと撫でていた冴子が言った。
「お兄ちゃん、わたし、ここにおるよ！。いつでもええんよ、お兄ちゃん。いつでも大丈夫だから、ねっ」
母親の子守唄のような優しい声音に、私はハッと我に帰った。
冴子から体を離し、ドッタッという感じで『大』の字になった。
「暑〜〜〜いっ。冴子、窓、ぜ〜んぶ開けてっ！！」
「わぁっ、お兄ちゃん、すごい汗。タオル持ってくるね」
全裸のまま、冴子が隣の部屋にタオルを取りに行った。そして３カ所の窓を全開にして戻って来た。
ベッドの脇に腰掛け、私の体の汗をぬぐう。
冴子の股間に手のひらを滑り込ませた。十分すぎるほど濡れている。
「冴子も、ここ、ほら、いっぱい汗かいてるで！！」
「あ〜んっ、ばっかぁん。だから、いつでもええよって、言うたじゃない！！」
「あはっ、そう言う意味か」
「ほかにどういう意味があるのよ！？」
「あっ、そうか。そやけど、さっきお前、窓、全部開けたけど、マンションの上から見えるん違うか？」
「おじいさんと５０過ぎたおばさんしかおらん家をのぞく人なんか、おるはずないでしょ！！」
息が収まり、汗も引いた私の横に、冴子が寄り添うように体を寄せて来た。
私の胸に顔を乗せ、楽しそうにしゃべり続ける。
「ねえ、ねえ、お兄ちゃん、さっき、なあ、すごかったねえ！？。オスっていうか、動物っていうか、あんなお兄ちゃん、初めて見た。とても一流会社の部長さんまでした人とは思えんわぁ！。ねえ、私のおしっこ見ただけで、おしっこの音、聞いただけで、あんなに衝動的になったん？。しとうなったん？」
「そうやっ」
「へえ〜っ。だれでもそうなるん？。女の人のおしっこやったら、だれのでもあんなになるん？」
「あっほ〜〜っ、冴子やからや。それぐらいわかるやろがっ！！」
「ふ〜ん。あんなぁ、思い出しとるんやけどな、ちっちゃいころ、ほんま、ようお兄ちゃんと並んでしっこしたり、見せあいっこしとったねぇ、覚えとる？」
「そうやったなぁ。何歳ぐらいん時やったかなあ？」
「え〜っとねぇ、お兄ちゃんが中学に入るまで、私が４年か５年生ぐらいん時まで」
「え〜〜〜っ、そんなに遅うまでかぁ？」
「うん、私、発育遅かったもん。生理になったんも中学に入学してからやったし・・・・・・・・そんでな、うんとちっちゃいころは干潮の時、河原で並んでしとったけど、他の人に見られたら恥ずかしいって思たんかどうか、いつんころからか、河原のアシ原に入ってするようになったよねえ。アシの葉っぱとかでチクチクしたん覚えとる。うん、うん。あは〜っ、思い出した。ねえ、ねえ、お兄ちゃん、私のおしっこが真っ直ぐに飛ばんと、おしりなんかに垂れとる言うて、ほら、してくれたじゃない、あれ！！？？。覚えとる？」
「うん？」
「アシ原の中で私を立たせて、パンツ脱がして、お兄ちゃん、私の前にしゃがんで、『こうやってしたら、しっこ、前に飛ぶんじゃないか、冴！！』言うて、指で私のあそこ、穴んとこを両方に引っ張って広げたじゃない！！。そん時、『そうかな』と思うてちょっとイキんだら、残っとったおしっこが、いきなりピュッーと、ほんまに真っ直ぐ飛び出して、お兄ちゃんの顔にビチャ〜〜ッて、かかったじゃない。ねえ、覚えとらん？。私、びっくりして、お兄ちゃん、怒るか思うたけど、お兄ちゃん、ベロで舐めて、手で拭いたんも舐めとったんよ。ほんで、続けていっつもみたいに、私の穴を広げて、中まで舐めてくれたじゃない。覚えとるでしょ！！？？」
「おっ前、よう、そんなに詳しゅう、具体的に覚えとるなあ！！？？。感心するわぁ」
「お兄ちゃんのことなら、全部、覚えとる。あ、そやそや、あれもそうや。かあさんにもの凄う怒られたもん」