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華麗なる転身
【SM 官能小説】

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第6章 日干し-6

第6章 日干し(6)

 久しぶりに女と遊んで、すっきりした男は、日干しに集中した。
 日に向かってテーブルを動かし、左右の花びらを存分に伸ばして拡げ、日が傾くまで両面をよく焼いた。クリトリスも包皮をめくり、亀頭部が乾いてゴワゴワになるまで焼き上げた。
 普通の女だったら、一生陽にあたらないような所までも、充分焼き上げていった。
 始めてからすでに二時間が経っていたが、乳房も秘裂も十分すぎるほど真っ赤になって熱を持っていた。
 男は、思い出したようにポケットから大型の虫メガネを取り出し、薄い繁茂の毛の根元に太陽の光を絞り込んだ。太陽光が明るく一点に集まった。陰毛の根元から焦げ茶色の煙が上がつ。ジッ、ジジッと音が聞こえる。焦げた陰毛がゆっくりと倒れていく。
「熱い。……ああ、熱い……」
 ジジッと音がして次の毛根から煙が立ち上った。毛が焼ける嫌な匂いが漂っている。こうして、次々と陰毛を焼き焦がしていった。男は自分の名前の頭文字の『山』という字の形に陰毛を焼いた。毛根が焼け、赤く水ぶくれの「山」という字ができている。
 やがて、男はそばにあったアルコールのボトルを手にとった。
 ふたを開け、秘裂の周りにうっすらと生えている毛に振りかけた。ジャバッ、ジャバッとタップリと毛に染みこむように。
 アルコールはひんやりと冷たく、柔らかな秘裂にも流れ込んで、ひどく沁みた。
「あひぃ……沁みるわ……」
 再び、虫メガネで陰毛を焼いていくと、ボッと音がして、アルコールに火がついた。
(うおぉ、危ねぇ!……よぉし、点火完了)
「うぎゃっ……熱っ、あっ、熱い……」
 火は薄い毛をメラメラと焼き払ってすぐに消えた。
 友子は縛られた身体をギシギシと動かしたが、とうとう熱さのために気を失ってしまった。
 力の抜けた秘裂からは弱々しく尿が垂れていた。
 男は、焼けて根元が灰になって、丸まった陰毛の残骸を荒っぽく手のひらで払った。

 残酷なまでに真っ青な空が広がっていた山ぎわに夕焼けの兆しが見えてきた。
 友子の花弁や乳首はすでに干し椎茸のように干からびていた。乳房も股間も赤黒くなっていた。
まだまだ、午後は長かった。
<第6章 日干し 終わり>


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