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太め女性議員の愛人
【熟女/人妻 官能小説】

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太め女性議員の愛人-8

8.
 「ねえぇ、幹夫さん、私、次の選挙にはもう出ないわ」
「どうして」
 聖子と幹夫の愛情生活はつつがなく続いていた。
 4年が経ち、改選の時期が近づいていた。

 聖子の変身振りに目をつけたテレビ局が、健康番組に聖子を呼んで、ちょっとした聖子ブームが起きていた。
 
 かつてのデブ議員が、ダイエットに成功して美しく脱皮、子供も産んで子育てをしながら女性の先頭に立って活躍する姿は、多くの女性の共感を生んでいた。
 「子供の世話をもっとしたいし、化粧品会社から美容コンサルタントの仕事をしないかって誘われているのよ」
 生まれた女の子はすくすくと成長して可愛い盛り。夫との間に何の疑惑も起きなかった。

 「政治家は忙し過ぎるし、人の目ばかり気になって、落ち着けないわ。それにやはり私、もう一人子供が欲しいのよ、いいでしょ」
 野次を飛ばす議員を睨み返したかつての猛々しい橋田議員は、影を潜めた。
 党内ばかりでなく、野党からも橋田議員の人気は高く、次の選挙で当選すれば党の要職は間違いないと噂されている。

 「そうだなあ、区から都、中央にまで上っていくのは現実問題、不可能だからなあ。一応地元で成果を上げたんだから、ここいらで転進するのもいい潮時かも知れない」
「選挙参謀にそう言って貰えれば心強いわ」

 自分のプロポーションにすっかり自信を得た聖子は、幹夫との営みにも積極的だ。
 バックから始まって、正上位で妊娠、子供を産んですっかり女っぽくなった聖子は、時間が許せば幹夫に求めることが多くなった。
 バックならば、10分でことが済む。時には人の居ない事務所で、車の中で・・・、むしろホテルに部屋をとることは少なくなった。
 体位も、場所に応じて臨機応変、茶臼でも松葉でも、聖子は器用に幹夫の男根を受け入れて、時間をかけることなく絶頂した。
 幹夫にとっても、いつでも応じてくれる聖子はうれしい存在だ。セックスに冷淡な妻は、常に幹夫の欲求不満の種だったが、今は精液が溜まる暇がないほどに聖子の胎内に注ぎこまれた。

 「しかしなあ、聖子ちゃん、君が議員を辞めると、僕が君の傍にいる理由がなくなる。寂しくなるなあ」



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