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華麗なる転身
【SM 官能小説】

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第2章 悦子の悲しい思い出-2

第2章 悦子の悲しい思い出(2)
「止めて下さい。こんなこと聞いていません。私……帰ります」
 医師は悦子を無視して、男女に向かって続けた。
「さあ、マスクと手袋は付けてください。……あとは何をしても結構ですよ。……好き放題やってみてください。あとは私が処置します」
 男の一人が提案した。
「浣腸……させてもらえるかな」
 浣腸器を押して、空気を悦子の股間に当てている。すると別の男が、
「俺は導尿ってのを見たことがないんだ。おしっこの穴に管を入れるのは、俺がやってやるよ」
と,器具の中からカテーテルを手に取り、嬉しそうにしている。 
「ううん。いやっ……ひどいこと、止めて。……ああっ……もう、帰ります。帰して……ううううっ」
 身の毛もよだつような会話を耳にした悦子が叫んだが、突然、悦子の声が途切れた。
 口髭を生やした男がマスクを外して悦子の唇にむしゃぶりついたのだ。
「俺は上の口でサービスしてもらうぞ」
 そういってすでにパンツを脱ぎ始めていた。
「そうだ、皆さんのご希望をかなえた後で掻爬することにしよう。意識が無くなったんじゃ面白くない……あなたも嫌いじゃないだろう。……うんと楽しむといいよ」
 悦子は、この時点で、既に口髭の男の屹立を口にくわえさせられていて、返事も出来なかった。
 浣腸器を手にした男は、椅子の下に潜り込んで,指先で悦子の肛門を探っていた。
 導尿用のゴム製のカテーテルを手にした男は、悦子の両足を開くハンドルに手をかけ、勢いよくグルグル回し始めた。悦子の両足はひきつるほどに直線的に開いている。それほどになっても悦子の女の泉の扉は悦子の意地を示すかのように閉じていた。しかし、そこまでだった。男が手を触れると、丸まっていた小陰唇がゆっくりとくつろいで、左右に割れて、ピンクの女裂が現れた。

 すさまじい狂宴が始まっていた。
 横を向いた悦子の口に放出する口髭の男。口元から泡だった白濁が飛び散り、激しくむせかえっている悦子。
 すでに3本目の浣腸をしている男。空気と浣腸液の交互の注入を繰り返している。浣腸液を入れてもすぐに洩れてくるので、親指で栓をしている。空気の時はさらに悲惨で、ブバッ、ブバッという見事なまでの破裂音とともに半固形物が男の顔にかかっている。一方悦子の腹部は妊婦を強調するかのように膨らんでいた。
 さらに、カテーテルを手に戸惑っている男。上手く入らないので、看護師と女の二人の指で女裂を上下左右に拡げてもらって、必死になって何回も尿道口への挿入を試みている。そのたびに悦子の口から悲鳴が上がる。そんなことを手伝っている二人の女も、悦子の表情を見ながら、滑る小陰唇を伸ばして左右の長さを比べたりして笑っている。
「痛い……ねぇ、痛いの……もう、やめて……ねぇ、お願い……」
 悦子の口からは絶え間なく懇願の声が上がっていた。
 カテーテルを手にした男は、尿道口への挿入が成功したようだ。膀胱に達したカテーテルの先からは、おしっこが勢いよく出ていた。
「痛いっ……ねぇ、痛いってばぁ……やめてぇ……」
 男はそのカテーテルを途中で折って、おしっこを止めたりするのは序の口で、カテーテルの先から空気を膀胱に吹き入れたり、注射器で多量の食塩水を膀胱に入れたり、カテーテルを激しくピストン運動させて尿道での性感を確かめていた。
「まあ、気休めになるから叫んでも良いが……ちょっとうるさいかな……」
 医師は離れた椅子に座っている。いつの間にか、悦子の体に飽きた女を腿に乗せていた。医師はゆっくり膝の開閉を繰り返している。その度に女の身体がゆっくりと上下している。医師の屹立が女の中に埋没して出たり入ったりしているのだろう。ゆっくりした上下動の繰り返して、女はすっかり上気している。
 悦子は完全に生け贄状態になっていた。
「お願い……もうだめ……うんちさせて。ねえ、……出させて」
 5本目の浣腸の後、アヌスストッパーで肛門の自由を閉ざされた悦子は、二人がかりで妊娠して膨らんだ腹の上から腸を揉まれていた。
「よし、もういいだろう……患者から離れるんだ」
 悦子の願いが聞き入れられたのは浣腸させられてから20分も経ってからだった。悦子の身体からは、すごい腹鳴りが聞こえてくる。
「さあ、離れて……便の量を見てみよう。勉強会だからね……ふふふっ」
 医師が宣言し、アヌスストッパーを思い切り抜き去った。
 一瞬の間をおいて、けたたましい音が洗面器から上がり、その音が落ち着くと、今度はブリキ製の洗面器には茶褐色の固まりがうねうねと落ちて溜まっていった。
「これだけ出てれば、処置も楽だ」
 悦子で十分遊んだ後は、掻爬の見学だった。
 搔爬が終わっても、麻酔が効いて意識の無い悦子の女裂には何本もの手が伸びていた。
 カメラを構え、フラッシュの嵐が続いている。小陰唇を薄く伸ばしたり、勃起していないクリトリスの皮を根元まで剥いて、亀頭を無理矢理ほじり出したりと、それはもう、生きたオモチャとしてかまい放題だった。
 掻爬後の膣内をクスコで開いて、出血した子宮口まで写真に撮ったりするのは当然のことだった。

 麻酔から覚めた悦子はベッドに横たわっていた。思い出したように悦子は泣いていたが、麻酔がかかってからのことは覚えていなかった。襲ってくる激しい腹痛と火照った陰部をかばうようにエビのように身体を曲げて呻いていた。
 その後、看護婦が優しく陰部を消毒してくれた。
 しかし、小陰唇にピアスの穴が開けられていたり、クリトリスの根元にシリコンが注入されているのに気がついたのは、帰宅するときになってからだった。
 悦子の中絶をした医院は、悪夢のような出来事の数日後、院長が何者かによって殺され、閉院した。
<第2章 悦子の悲しい思い出 おわり>


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