〈狂育〉-29
『言うコトを素直に聞いて、亜季ちゃんはイイ娘だねえ?ほぅら、今からウンチ臭いお尻の穴とオマンコを洗ってあげるから、そのままお尻をあげなさい……クククッ』
「ッ〜〜!!!」
これでもか。と要求してくる《嫌》を、亜季は飲み込むしかなかった。
蛙のような四つん這いは言われるがままに尻を持ち上げ、牝豹のポーズへと昇華させられた。
大嫌いな男の顔に向かって尻を突き出し、肛門も幼器も剥き出しにして曝している……ここまでしても亜季はまだ、お家に帰してもらえると信じていた……。
「ひゃぐぅッ!?あぎ…ッ!はひ…ッ!!」
笑窪のような小さな肛門は指先の侵入に曝され、幼器は左右に開かれて胎内へと通じる肉門を擽られた。
それは洗浄とは名ばかりの性的暴行だが、今さら亜季には抵抗も拒絶も許されなかった。
『まだウンチが残ってるかな?クククッ…そんなに穴を絞めたらダメだよ、お兄ちゃん指が痛いよぉ…クックック!』
「あひッ!?いッ!?んぎ!んひッ!!」
締まり具合を確かめるように潜り込んだ人差し指は、これからの“使われ方”を教えるように緩やかなピストン運動を始めた。
信じられない肛門への悪戯に亜季の心身は拒否反応を示したが、その強張りは非情な指を力強く締め上げるだけで、それを止めさせるまではいかない。
いや、その反応は変態の欲情を燃え上がらせる効果を生み出してしまい、ついに肉門を抉じ開けられ、胎内への侵入も招いてしまった……。
「やあぁぁぁぁぁッ!!」
心の奥底から沸き上がる悲鳴を、亜季は堪えきれなかった……。
用意された下着に着替え、数枚の写真撮影だけで帰宅が許されるはずだった約束は、何処に行ってしまったのか…?
恥ずかしいポーズを要求され、いかがわしい玩具で弄ばれ、下着を着たままで排泄をさせられ……気が付けば全裸になって卑猥なポーズを命令されて、下半身の二つの穴を弄ばれている……こんな筈じゃなかったと心の中で叫んでも、既に敷かれたレールの上に亜季は乗せられているのだ……。
『結構すんなり入っちゃったね?そうかあ、亜季ちゃんのオマンコはお兄ちゃんを待ってたんだ?』
「ッ!?」
数時間前に幼器に“異物”を入れられた時は、まるで引き裂かれてしまうかと思うくらいに痛かったのに、今は軽い痛みと異物が入っているという違和感しか感じない……。