〈狂育〉-19
「ごめんなさい…ヒック!ほ、ホントに…ズズッ…あぐ…ごめんなさい……」
なにも要求していないのに、亜季は粗相した事への謝罪を口にした。
相変わらず四つん這いのまま尻を突き上げ、はしたない格好のままで許しを乞う様子からしても、もう形振り構わず家に帰りたいという考えしかないと伺えた。
「んいッ!?い…いッ!!」
長髪男は尻肉を両手で抱えるや、小便に濡れて湯気の立つビチョビチョなパンティにむしゃぶりついた。
幼器の膨らみを全て収めてしまうほどに口を開け、唇を密着させてジュルジュルと吸っている。
それはまさに常軌を逸した変態の姿であり、衛生観念すら壊れている淫獣そのものだ。
『ジュ…ジュルッ…ゴクッ……ぷはぁ〜…このパンティ高かったのに……染み込んだオシッコを口で吸ったら、少しは綺麗になるかな?……ジュルッ』
「お…お家…ズズッ…お家に……ヒック!…帰りたいよぉ……ヒック…帰してください…ッ」
亜季の涙ながらの訴えには一言も答えず、長髪男は小便を吸引しながらパンティをズリ下げ、そして尻の割れ目にまで舌を這わせた。
(全くさあ、帰りたい帰りたいって煩いんだよ。バカの一つ覚えってのはこの事かな?)
ローターをバッグから取り出すのと同時に、密かにズボンのポケットに忍ばせていたイチジク浣腸を取り出すと、長髪男は自分の舌に沿わせるようにして亜季の肛門に挿し込み、ほんの少しだけ注入して引き抜いた。
そして、その注入を誤魔化すように舌を思いきり肛門に捩り込むと、いきなり不機嫌を装って尻をパチンと叩いて押し退けた。
亜季は半分ほどパンティを脱いだ格好の、いわゆる半ケツ状態でベッドに横倒しになり、縋るような眼差しで長髪男を見ている。
そのユラユラと揺れる瞳には、やはり「お家に帰りたい」としか書いていなかった。
『そんなにお兄ちゃんを置いてお家に帰りたいのか?じゃあ帰してやるから言うコト聞きなよ?ほら、ベッドに立って足開け』
長髪男の指図の通り、亜季はフラフラと覚束無いままでベッドの上に立ち、足を広げた。
帰宅への強い願望を利用されていると知ってか知らずか、亜季は実に素直である。
そんな哀れな亜季に長髪男は情けを掛けず、先ほど使ったローターを尻の方から回し、幼器の割れ目にグイッと押し当てた。
『このままパンティを穿け。このピンクの可愛いオモチャがオマンコから外れないようにな?』
「ッ!!!」
このオモチャの威力を思い知らされていた亜季は、哀願一色の眼差しを長髪男に向けた。
それは紛れもなく先ほどの責めに快感を覚えた事の証明であり、亜季は自らそれを伝えたのだ。