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ヒューマン・ロール・プレイ
【調教 官能小説】

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〜 情報その5 〜-1

〜 情報その5 ・ HP鑑賞の続き 〜


 さて、先輩方のHPは、女性に関する神話を特集していました。

 女性が誕生する描写は、どの伝承にも登場します。 人が文字を発明して後世に歴史を残すとき、真っ先に記したことは『私達がどこから来たか』でした。 前者はすなわち神々の創世記であり、地域ごとに伝承が残っています。 それらに記された共通項を追いかけると、女性について一定の見解が見えてくるかもしれません。


 ……。


〜創世記・天地創造〜
 原始の神が男性を創造し、男性のあばら骨から女性ができたといいます。 即ち、女性は男性の一部に過ぎないんです。 一説ではアダムのペニス包皮(包茎包皮)から作られた、とされていますが、どうなんでしょうか。 誕生時は男女ともに全裸で過ごし、福音を享受していた2人ですが、女が神との契約を破って禁断の果実を口にしたため、2人して衣服を与えられ、羞恥心を植えつけられ、楽園から追放されました。
 現在の私たちが執拗に恥部を晒して恥を掻かなくてはいけない点は、正にここに由来します。 契約を破った罪、男を誘惑した罪、地上の実りをなくした罪、男に相談せず自分で判断した罪――これらを女が抱く『原罪』と呼びます。 私たちには原罪を贖うことはできません。 せめて恥知らずな女の持ち物、オマンコを明らかにすることで、ただ赦しを乞うことしかできないんです。


〜コーラン・牝牛の節〜 
 キリスト教の伝承と似ているものの、女は男同様に土塊(つちくれ)から造られました。 男は万物に名前を付けたことで、天使に一目置かれたといいます。 女はただ男に傅(かしず)いたそうです。 やがて悪魔の囁きで神との約束を破った男が、女と共に禁断の果実を食してしまいました。 男は改悛し、神に許しを請うて、女とともに罪を許されはしましたが、揃って楽園を自発的に去ったといいます。 『原罪』は存在しないわけではなく、男は額に汗する労働を自発的に受け入れました。 女は出産と月経の苦しみを与えられます。 このように『原罪』に対する姿勢は、男と女で違いました。 男が原罪を『自ら償おう』とする一方、女は『他者から与えて貰おう』と考えています。 このような伝承からも分かることですが、女の本性は被支配を望み、跪(ひざまず)くことで安寧を得ることが出来るんです。


〜北欧神話・散文のエッダ〜
 神は海に流れ着いたトネリコの流木を削って男を造り、ニレの流木から女を造りました。 トネリコは固く錐もみすると発火したことから、命(火)の象徴と考えられています。 ニレから造られた女はツタ植物の名前を貰い、男に絡みついて命(火)を起こす手伝いをするよう宿命づけられました。 炎においてトネリコが主、ニレが従なことは言うまでもありません。 即ち男が主、女が従の構図は明らかです。


〜日本書紀・国産み〜
 男神、女神が憑りつかれたように交尾して『島』を産み、様々な神を産んでいます。 他地域では神話の神々が物に魂を入れることで生命を造っていますが、古事記ではひたすら性交(聖交)が誕生の原点といえましょう。 それぞれの神が時代を経てヒトに変わる思想なので、ヒトと神に本質的な区別はありません。 しいていえば『男神・伊邪那岐』が最初の男で、『女神・伊邪那美』が最初の女といえましょう。 男神の『完璧すぎる部分(突起)』を女神の『出来そこないの部分(膣)』に嵌めることで、万物の命が生まれます。 女神が男神に先に声をかけて聖交に誘った場合、両者は子作りに失敗するのですが、この伝承は『殿方の寵愛を待つ』『ひたすら待つ』『慈悲を乞う』姿勢が女のあるべき姿だと暗示している、と理解できるそうです。


〜中国神話・天地開闢〜
 原始生命が詰まった盤古(まんこ)の足跡から産まれた神が、黄土をこねて人を造ったといいます。 最初は丁寧に、時間をかけて男を造りました。 次第に疲れてきたため、縄を泥につけて振り回し、跳ねた泥が女になりました。 人としての優秀さが男と女で違っている理由づけまで描いた点が特徴的な神話といえましょう。


〜シュメール神話・楔型粘土〜
 天から来訪した男神から採取した精子と類人猿の卵子に交配させ、女神の子宮に移植してから帝王切開することで最初の男が誕生しました。 女はというと、男との生殖が可能な器として、男の髪、あるいはすね毛から造られました。 女の役割が、創造した男の生殖相手なことを明記している伝承は珍しいです。 こういった女の本分を神話時代から教わっていたにも関わらず、旧世紀の女性は何をやっていたんでしょうか? きちんと努めていれば、殿方から立つ瀬を与えて頂けたかもしれないのに……今更振り返っても詮がありません。 哀しすぎますよね。




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