女ノ国-3
エイリーが中に入るとそこは国王専用の寝室のでベッドにセリーヌが腰かけている。
「エ、エイリーマリオットでございます。」
「どうぞ。こちらへいらっしゃい」
緊張した面持ちであいさつをするエイリーをセリーヌが呼び寄せる。ベルタはセリーヌの脇で待機している。
「はは。」
返事をして近ずくエイリー。視線を落としてセリーヌを直視しないようにしている。
そして片膝をついてこうべを垂れる。
「エイリー。これから処女開花の儀を執り行う。準備はよいか?」
ベルタが尋ねる。それに「はい。」と答えたエイリーをベルタが手を握ってセリーヌの元へ導く。
「エイリー面をあげよ。」
セリーヌの命で顔を上げるエイリー。その視線の先のセリーヌは薄いネグリジェ姿で優しい笑みをうかべている。うっすらと豊満な胸がのぞく。下はふたなりらしくもっこりとしている。
その状態でも大きさが想像できるほどだ。
「こ、光栄であります。陛下。」
緊張と淫美な姿に赤面するエイリー。
「陛下。失礼いたします。」
エイリーを導いたベルタはそういってセリーヌのパンティを脱がす。現れたそのペニスをベルタが手でしごく。
「うむ。んっ・・・ぁ」
ゆっくりとしたしごきだがカリ部分を集中的に刺激する。
「あ・・・ っく」
かすかにセリーヌの喘ぎが漏れる。
次第に勃起していくペニスにくぎづけになるエイリー。
「(す、すごい!これがペニスなのね。)」
しばらくしてセリーヌがベルタを止める。
「ぅん。よいぞ。ベルタ。」
そういったセリーヌは興奮が高ぶっているようだ。
「エイリー。はむん」
エイリーを抱き寄せながら唇を奪うセリーヌ。
「ん!?」
驚いて身を固くするエイリー。
「ちゅ♡ちゅ♡ちゅっ♡」
恋人にするような慈しみと愛情を込めたキスだった。
そのうちにエイリーの口内をセリーヌの舌が犯す。
「ちゅぱ♡ふぁっじゅるるる♡ぬちゃ」
「(気持ちいい・・・♡)」
エイリーの顔は乙女のようになっている。
またベルタはドレスを脱がしつつ愛撫で体を刺激している。
「あはぁ♡ちゅ、ぬふぁ♡ああ」
喘ぎが溢れるエイリー。それを見たベルタがセリーヌに声をかける。
「陛下・・・」
そういっただけだったがセリーヌはうなずいてベルタと唇を合わせる。
「じゅば!じゅるるうっ!」
舌を絡ませて同時にベルタはセリーヌとエイリーの唾を吸い上げる。
「れろろろお♡じゅじゅるる!」
そして溜まった唾をエイリーの膣の入り口、中へ舌で塗っていく。
「れろッ♡ちゅお♡ねちゃ、ねちゃ♡」
「いやぁん♡あんん」
いやらしい音が部屋に響く。
そして口内の唾液を使い切ったベルタは顔を離した。
「陛下よろしいかと」
落ち着いた様子で声をかける。
「うむ。エイリー。よいか。そなたの処女をもらい受け、我らローデシアの力授ける。」
そういうと完全に勃起したペニスを膣にあてがうセリーヌ。
「は、はい!陛下!」
そして少しづつ挿入を開始するセリーヌ。
「うぅ!ぉ大きい!」
あまりの異物感に声を上げてしまうエイリー。
そのうちに処女膜に到達するペニス。
「ぁあそこ・・・」
「すまない。エイリー」
そういってグッと腰を突き出していく。セリーヌ。
「ぐぅぅう!」
激痛に顔歪め、涙が頬を伝っていく。
「痛い!ぁグ!」
泣き叫ぶエイリーにベルタが声をかける。
「エイリー。息を吸うのだ。」
痛みに耐えながら呼吸を整える。
そうしている間にピストンが早まっていく。血に交じって愛液も溢れている。
「ぐぁぁあ!あはん♡ああぁ♡」
「んんっ!良いぞ!締まる・・・♡」
選抜者は膣の検査もおこなわれ名器であることも条件である。
初めてのセックスでもエイリーの膣の締め具合はかなりのもののようだ。
「ああ!あっ、あああ♡」
痛みを忘れるほどの快感を覚えるエイリー。
セリーヌのピストンも限界に近いようだ。
「あぁ!出るぞ!エイリー!イク!うんぐ!」
びゅるびゅるー!
「ああああ!イクーーー!」
絶頂したエイリーの子宮を精子が埋め尽くす。そして絶頂と同時に猛烈な衝撃が体を通り抜ける。
「ああーーーー!熱い!」
エイリーの子宮付近の皮膚が虹色に輝いている。
ローデシア族と交わり射精されると魔力を宿すことができるのだ。
それは処女時のセックスで20歳前に済ませることなどが条件になっている。
「ううッ・・・♡このような締まりはベルタ以来だ・・・・」
セリーヌも猛烈な締まりと快感を味わっている。ローデシア王族の射精は量が多いが
その精子をしっかりと搾りとることが出来る名器の持ち主は強力な魔力を持つことができる。
30秒近くたってようやくエイリーとセリーヌの絶頂が止まった。
ゆっくりとペニスを抜くと精液が溢れ出てくる。だがペニスの勃起は維持されたままだ。
「あはんッ・・・・ビクン」
エイリーの体を断続的に快感が波打つ。同時に魔力も体を巡り始めている。
ベルタは蒸れたタオルでセリーヌのペニスや体の汗を拭き取る。
「陛下。お疲れさまでございました。」
そう声をかけられたセリーヌは満足そうな表情を浮かべた。
「うむ。エイリーよ。素晴らしい膣を持っておるな。大変によかったぞ。」
エイリーは仰向けの姿勢をなおすことができない。疲労・快感そして魔力が発する熱で体の自由が利かないようだ。
「んぅぅ、あ、ありがとうございます。」
そう答えるのがやっとだ。
それでもセリーヌもベルタも理解しているようで気にする様子はない。