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「夏の出来事 5」
【若奥さん 官能小説】

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-2

タクミが言う。

「、 、、上手いね。」

「本当ー? 
ちゃんと声でてるかなー。」

「、 、、あ、始まった、」

ちづるは再び歌う。
タクミは画面を見て、
ちづるの歌声を聴きながら思う。

  っつーか

       これ

 合コンとかの 
   モテポイントじゃね?

 もーーー なんか
    また  焦る

 もっと下手で
    良かったのに

 エロい意外に
   
    こんな 、 、


タクミは歌っているちづるを
チラリと見る。
ちづるのが、テレビ画面の近くに
座っている為、タクミの視線には
気がつかない。
ちづるは歌が上手かった。
上手い上に、声にどことなく
色気がある、とタクミは思った。
タクミが色々考えながら歌を聞いていると、ちづるは歌い終わった。
ちづるが言う。

「タクミ君、入れた?」

「 え? ぁーーまだ、、、。

 ちづちゃん、カラオケ
  好きだったんだー。」

「え? うん、好きな方かも。
最近来てなかったけど。」

「でも、歌い慣れてる感じするー。」

「ふふっ、、 
若い頃は遊ぶと言えば
カラオケだったからかな。
高校時代は友達と2人で8時間とか
挑戦してた。」

「えー? 凄いね。」

「でも、大人になると、、
30代とかになると、
周りがカラオケって
行きたがらなくなるんだよねぇ。

 私は全然、行きたいのに。」

「ふーん、、そっか。
  、 、って、、 

    え!? 」

「 ?」

「ちづちゃんて、
  30いってんの!?」

「、え? 、 、あれ?」

  言ってなかった っけ?

     あ、 。

 言って ない かも


「、、 いって、マス。」


「見えないねー! 
  30、、いくつよ?」

「、、 32才。」

「嘘ー!
  20代だと思ってた。」

「、、 ふふっ、 

 なんか、ちょっと嬉しいかも。」

「 え?」

「若く見られるの、嬉しい。
  ありがとう。  」


「、 、 、、。」


「 、?  え? 
        変?  」

「、 、、んーん、」


  あ、 。
      そうか 

「変じゃ ないよ。」

 年齢の話 とか
      今の流れ
 
 怒り出しても 
   おかしくないよな

 俺 結構 失礼な事言ってんのに

  ありがとうって、、、

 こういう所が

    ちづちゃんの

  かわいい所 だな


「 ? 

 あ!タクミ、この人達の
    歌えるの? 」

ちづるはタクミの前に置いてある、
リモコン画面を覗きこみ言う。
タクミは答える。

「ん? うん。
 いつもこれ歌うー。」

「私も好きだよ。
  いい曲だよねぇ。」


タクミは選曲をして、歌い始める。
いつも友達とカラオケに行くと
歌う曲なので、歌い慣れていた。
ちづるは、流れている
バラードの曲のリズムに
乗りながら歌を聴いている。
タクミは歌いながらふと、考える。


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