夫の甥・正樹-2
「正樹、私のパンティでオナニーしてるんだわ」
もう一度確かめてみることにしました。
洗濯しても落ちない茶色い大きなシミのついたくたびれたショーツを裏返しにし、シミがよく見えるように洗濯かごの端に掛けておいたのです。
位置関係を忘れないように覚えて…。
やはり、でした。
翌朝見ると、ショーツはかごの中。
裏返しではありませんでした。
濡れていました。
彼が使っている部屋は、お風呂場の向かいの離れ。息子が使っていた6畳の洋間です。
私たち夫婦の寝室は2階。
夜中にお風呂場の洗濯かごから私のパンティを持ち出し、オナニーしていたに違いありません。
「どんな風に使ってるんだろう?。匂いを嗅いでる?。舐めてるの?」
想像をめぐらしていると、私のあそこに、長く忘れていた感触がよみがえりました。
ジュンッ。
私は思わず両太ももを強く引き締めました。
「濡れてる、あそこが……」
私はパンティを丸めて握り、正樹の部屋の前に立ちました。
夏休みに入る直前の日曜日のことでした。
「正樹君、起きてる?。入るわよ」
正樹はまだベッドの中にいました。
私はベッドに腰掛け、ふとんを正樹の胸の位置までめくりました。
「おはよう、おばちゃん」
「おはよう、まだ眠い?」
「ううん、もう起きるよ」
私はいきなり、手の中に丸めていたパンティを正樹の顔の前に出し、ひらひらと揺すって見せました。
「これ、なあにっ。正樹君」
あっ、という表情を見せ、正樹は顔を横に向けました。
「何なの?、正樹君。これ。知ってるでしょ」
返事をしません。
ふとんをかぶろうとします。
私は上半身を正樹におおいかぶせるようにし、両手で彼の顔をはさんで、私の方を向かせました。
そして言ったのです。
「怒らないから正直に話して、正樹君」
まだ黙ったままです。
「おばちゃん、知ってるの。寿男(息子)が夢精でよくこんな汚し方してたから。夢精って知ってるでしょ?。男の子のお○んちんから自然に出てくる精子の
こと。もう知ってるわよね。おばちゃんのパンティに同じものがついてるの。正樹君よね。どうしてなの」
半べその顔で、正樹が口を開きました。