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《幼虐〜姉妹姦獄》
【鬼畜 官能小説】

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〈仕打ち〉-11

『……何だよ?僕は今、亜季ちゃんと二人きりで居たいんだよ。必要な時は呼ぶからさ、君はまだ此所に居なよ』

『う…!?……うん……』


亜季を独り占めしたいという我儘に、なにかを言い返せる者は此所には居ない。
前園姉妹を拉致・監禁出来たのも、この部屋を借りられたのも、この男のお陰なのだから。
小肥りオヤジは大人しく引き下がり、首謀者は見て見ぬふりを決め込んだ。


『亜季ちゃんのトコに行くならよ、ついでに愛ちゃんをシャワー室に連れてくの手伝ってくんねえか?』

『イイよ。もちろん手伝うさ』


二人は小肥りオヤジを無視するようにして、愛の手足から枷を外していった。
とりあえず何かをしなければと小肥りオヤジは“あたふた”しているが、二人は一瞥もくれない。


「ど、ドコに連れてくの…?は…離してよぉッ!」

『だからシャワー室だって言ってんだろ?そんな怖がんなよ、身体を洗ってやるだけなんだからよぉ』

『汗だくで顔がベタベタだろう?ちゃんと洗い流さないと肌が荒れちゃうじゃない。せっかくの可愛い顔なんだから、綺麗にしてなくちゃねえ?』


首謀者と長髪男に両手を左右から捻られ、連行される罪人のように愛は部屋から出される。

ドアを開けると僅かな空間の先にまたドアがあり、更に開けると赤い絨毯の敷かれた廊下が左右に伸びている。
その廊下には数個のパイプ椅子が置かれており、それらにはジャージ姿のあの若い男達が座っていた。


『見張り御苦労さん。ところでシャワー室って其所だっけ?』

『はい。その二つ向こうの部屋がシャワー室です』

『おう。サンキューベリマッチ』


いま出てきた部屋の、その向かいのドアを開ければ亜季が居るのだが、そんな事を知らない上に両目が利かない愛は、二人に押されるがままにシャワー室に連れていかれる。
当然、逃げ出そうとして必死になって足掻いてはいるが、少女の脚力では如何ともし難い。


『けっこう暴れますね。自分達が押さえ付けましょうか?』

『クククッ…気が利くじゃないか?でも大丈夫さ。とりあえず補佐として付いてきてくれればOKだよ』

「痛いぃ!ら、乱暴しないでッ!」

『目が見えてねえクセに暴れんなって……ヒヒッ…この部屋がシャワー室なんだってよぉ。ほら、足元気を付けろよ?』


ジャージの男にドアが開けられ、犇めくような男達の群れに囲まれながら愛は部屋の中に押し込まれる。
その団子状態からはみ出てしまった小肥りオヤジは押し出されて足が縺れ、廊下で一人よろけて転げた。



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