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痴漢専用車両へようこそ
【痴漢/痴女 官能小説】

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今は、かけがえのない一時を-17

「やっぱり枷を外すよ。このままだとセックスができないからね」

星司の言葉に、優子の目が輝いた。

「してくれるんですか?」

「ああ、最後までしないとこの場が収まらないだろ。それにこっちもね」

星司はそう言いながら、自分の股間を指差した。優子が指先に視線を移すと、ズボンの上からでもその部分が興奮しているのが見て取れた。

「陽子、陽子はこっちを鎮めてやるんだろ」

星司はアイマスクをしたままで、勃起している雄一の股間を指差した。

「う、うん…」

泣き顔でチラリとそれを見た陽子は、恥ずかしげに頷いた。

「あ〜あ、昨日3回もしたのに、朝からまたするのかあ?」

場を和ますように、アイマスクをしたまま雄一が言った。

「いいでしょ。ここは【痴漢専用車両】なんだから、3回と言わずに一杯エッチなことをしてよね」

陽子は雄一の前に膝を付けると、雄一のズボンをずらして先走り液で濡れた亀頭を咥えた。

枷を外された優子は、星司に抱き付くと貪るようにキスをした。星司もそれに激しく応えると、それだけで軽く絶頂を迎えた。優子が望んでいたことが叶った。

腰砕けになった優子を抱き上げると、陽子の寝室に向かった。

「寝室、使っていいだろ」

「ええ、ご自由に。その代わり、あたしも横で手島くんとするわよ」

「ああ、ご自由に」

何か吹っ切れたような星司の返しに、雄一の肉棒を握ったままの陽子は複雑な笑みを浮かべた。

ベッドに運ばれる途中、優子はとても幸せだった。キスだけで絶頂を迎えた驚きと、星司に抱かれる喜び、それに憧れのお姫様だっこに胸のドキドキが治まらなかった。

―うふふ、今だけよ―

誰の声かわからない。若しかして自分の声かも知れなかったが、ふと、そんな声を聞いたような気がして一瞬不安になった。しかしさっきと違って、女体を預けた星司の温かさがそれを直ぐに忘れさせてくれた。

ベッドに運ばれた優子は、自分から足を広げようとしたが、星司がそれを制した。

「そのまま、足は揃えたまま」

星司は服を脱ぎながら、その目は優子の女体、特に股間を見続けていた。今更ながらに少し恥ずかしくなった優子が股間を隠そうとしたが、星司がまたそれを制した。

服を脱いだ星司は優子傍らに身を寄せると、硬くなった乳首を摘まんだ。

「ううっ…」

それは、乳首の硬さを確かめるような挨拶代りの軽い刺激だった。もちろん、今日のメインは別のところにあった。

2、3度と胸を揉んだ後、星司はメインに顔を近付けた。閉じられたままの割れ目の左右を挟むように人指し湯と親指で摘まんだ。星司の指先の温もりを直接素肌に感じた優子はピクリと反応した。

星司は摘まんだ指で柔肉の割れ目を開いたり閉じたりしながら、その背徳感に繋がりそうな卑猥な様をしばらく観察しながら口内に唾液を溜めた。口内に溜まった唾液を舌先に絡めて割れ目に宛がった。

「ううっ」

思いの外、星司の舌が熱を帯びていた。優子は星司が興奮していることに嬉しくなった。

卑猥な肉の隙間に唾液を擦り込むように、溝に沿って舌の移動を繰り返した。行き来する度に、舌にかかる力が強まってきて、次第に割れ目の中に侵入してきた。

「んあっ…」

割れ目に押し入った舌先が中に隠されていたクリトリスを刺激した。優子が甘い吐息を吐くとそれがスイッチになった。星司は一転して荒々しく優子の足を広げ、剥きだされた淫部に星司は口を付けると、貪るように舌でその部分を犯した。

「ああああああああ」

清から動。そのギャップの激しさに、優子はあっさりと絶頂を迎えた。しかし、星司はそれで赦しはしなかった。絶頂を迎えたばかりの女体を抱えると、愛液が溢れ続けていた淫口に、いきり起った分身を一気に沈めた。



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