−玲奈、陥落 その20−-1
_ 玲奈が一人になったのを見届けた亜美が、カーテンを開けて仮眠室から出てきた。玲奈は亜美と目が合った。その心に驚愕と恥じらいが広がる。全てを見られたことを悟った。
_ しかし玲奈は、亜美の表情から興奮の色を読み取った。欲情の高まりを察知した。驚きと恥じらいは後退し、亜美への愛おしさが湧き上がって来た。
_ 玲奈は気付いたのだ。自分と涌井の痴態を見届けた事で、亜美が欲情した事に。レズ願望の発現すら看破していた。涌井に犯される玲奈を目の当たりにした事で、亜美にも玲奈を犯したい願望が芽生えたという事を見抜いた。
_ そしてその願望に答える事は、親友として当然の事に思えた。玲奈は起き上がり、両手をひろげ、亜美に言った。
「おいで、亜美ちゃん。」
_ 亜美が腕の間に飛び込んだ。玲奈は亜美と抱き合った。二人の唇が自然に重なった。舌が絡み合った。ちゅぱちゅぱと音を立てて吸い合った。
_ 処女を失ったばかりの玲奈と、未だに処女の亜美が、女同士でのディープキスに酔いしれた。
_ 亜美は欲情に従った。涌井がしたように玲奈をもてあそんだ。乳房を、尻を、ヴァギナをいじり回し、嘗め回した。ヴァギナに舌を差し込んだ。指も差し込んだ。くちゃくちゃと音をさせてかき回した。絶頂に至らしめた。感度抜群の玲奈の反応は、亜美をこの上も無く満足させた。
_ 亜美が玲奈にしたことを、その後玲奈が亜美にした。亜美も十分に玲奈を満足させるほどに、敏感になっていたので、絶頂に至る亜美の愛らしい表情や、身体の痙攣や喘ぎ声を、玲奈は味存分に味わうことが出来た。
_ 二人は同時に、互いのヴァギナを舐め合った。シックスナインだ。バイブを使って責め合ったりもした。互いのヴァギナを擦り合わせたりもした。貝合わせだ。レズ物のエロ漫画から拝借したプレーだ。
_ 何度も何度も、絶頂を堪能した。2人の女子高生が、過激で、濃密で、妖艶なレズプレーを繰り広げたが、その様も当然盗撮されていて、後日多くの男によって、おかずにされる事になった。
_ 行為を終え、心地よい脱力感を覚えた2人は、ベッドの上で抱き合って、眠りに落ちた。
_ どれくらい眠りこけたか、2人は目覚めた。
_ 媚薬などの効果は、切れていた。２人の心は、壮絶な罪悪感と自己嫌悪と羞恥の念に、埋め尽くされて行った。先ほどまでの2人の淫乱化は、あくまで媚薬の影響があってこそだったのだ。
_ 玲奈は思い出していた。見知らぬ男の前で、自ら全裸になった事や、失禁した事や、手こきやフェラを積極的に繰り出した事を。２人の男のペニスにヴァギナを貫かれた事を。
_ 亜美も思い出していた。玲奈を犯した事を。
_ 今、媚薬が切れ、いつもの理性や冷静さを取り戻した二人には、それらの自分がしでかした事は、発狂しそうなほどに汚らわしく恥ずかしいものだった。
_ 二人は口もきかず、目を合わせる事も無く、逃げる様にその休憩室から、そして書店から駆け出して行った。
_ そんな二人の後を、書店から出てきた男達が尾行し始めた。涌井とその手下である男達は、これだけで終わらせる気はなかった。むしろこれまでの事は序の口に過ぎなかった。２人の女子高生を淫乱化させ、玲奈とは満足なSEXを堪能し、亜美のオナニーシーンもたっぷり拝んだ。
_ だがこの淫乱化は、媚薬が効いている間だけの一時的なものだ。そんなことで終わってはつまらない。２人の女子高生の基本人格を、根こそぎ淫乱なものに書き換える。繰り返し凌辱し、快感を味わわせ、それに溺れさせ、恒常的に、生涯に渡っての淫乱な女とし、末永く性処理玩具として、欲情処理奴隷として、エロペットとして利用し続ける。
_ そこまで到達しなければ面白く無いと、彼らは考えていた。
_ その為に２人を尾行し、その素性・経歴・行動パターン等々を、入念に調べ上げるつもりだった。
_ ２人への徹底調査に基づいて、巧妙な凌辱行為を仕掛け、彼女達を果てしの無い淫乱化地獄へと陥れるつもりなのだ。
_ そういった明確な目標意識を持った淫乱化の罠に、女子高生2人は陥ち、そして、ターゲットとしてロックオンされたのだ。もはや逃れる術はないだろう。
_男達は、策動を開始した。少し冷え込む秋の夜長を、男達は卑猥な熱意で駆け巡った。