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痴漢の巣窟書店−女子高生2人組−
【痴漢/痴女 官能小説】

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−玲奈、崩壊 その1−-1

_ 数日後、男達は登校途中の玲奈の前に姿を現した。
_ この数日で、獲物である2人の女子高生への徹底調査は完了していた。2人の友人関係、家族構成、行動パターンなど、広範で詳細な情報を、男達は入手していたのだ。二人の通学ルートも知れていた。
_ あの日以来、玲奈と亜美がレズパートナーとなり、学校終わりに玲奈の自宅で、連日互いのカラダを求め合っている事も判明していた。
_ 調査しただけではなく、念入りに観察していたので、玲奈が欲情しやすくなっている事にも気付いた。
_ 電車等で男と至近距離に向かい合ったときや、カップルを見かけた時の、玲奈の表情や目の色に、その事が表れていた。町ですれ違う男や、電車で向かいの座席に座っている男の視線に過剰に反応し、胸を反って乳房のラインを強調してみたり、少し足を開いて下着が見えそうな体勢をとってみたり、という挑発的な行動も見受けられた。
_ 駅のホームで電車を待つ間も、ぼーっとしているようでいながら、手を股間に置き少し前かがみになった姿勢をとっている時があり、わいせつな妄想を繰り広げて股間に疼きを感じている事が、男達に見抜かれていた。
_ あの日、媚薬の影響が解けた後、自分の行動への嫌悪感や羞恥の念を覚えた玲奈だったが、淫行を求める欲情が、快感への渇望が、その心に芽生えた事は間違いなかった。
_ 玲奈の内には激しい葛藤があっただろう。あの日覚えた快感を求めるカラダと、あの日の行動を恥じらう心、わいせつな妄想に興奮する自分とそれを嫌悪する自分、自分のカラダが男の欲情をそそるものであると知った優越感と背徳感、そんな葛藤に悶えながら、無垢な女子高生としての日々を玲奈は過ごしていた。
_ 清純な少女としての振る舞いで日常生活を送りながらも、その内に淫乱な本性が目覚めつつある事を、玲奈は自覚していた。
_ それを知った上で男達は、極めて単刀直入な痴漢行為を、玲奈に仕掛ける事にした。
_ 調査の結果、玲奈が毎朝決まった時間に通ると分かっている場所で、男達は待伏せた。街中の路上だが、人目が非常に届きにくいスポットだった。民家の壁と公園のフェンスに囲まれた曲がりくねった路上で、そこが見える位置に窓がある家も、周囲には無い。
_ 大勢が暮らす住宅街の中にぽっかりと出来た、誰にも見られる可能性のない場所だった。
_ とは言え、大声を出されれば、すぐに発覚してしまうだろう。大声を出されない確信があってこそ、この場での痴漢行為は敢行し得るのだ。
_ 数日前に陥落させたことと、徹底調査を実行した事によって実行可能となった、痴漢行為なのだ。
_ 制服姿の玲奈がその場に通りかかった瞬間、物陰で待ち構えていた男達が四方八方から現れ、玲奈を取り囲んだ。玲奈は驚くと共に、その中に見知った顔がある事に気付いた。玲奈の正面に立ちはだかったのは辰己だった。書店で玲奈を犯した、玲奈の処女を奪った男だ。
_ 玲奈は自分の身に何が起ころうとしているか、瞬時に察知したであろう。あの日の屈辱感や罪悪感、羞恥の念を鮮やかに思い出しただろう。あんな思いを2度としたくないとも感じただろう。
_ だが、辰己と向かい合い、男達に囲まれ、自分の肢体がまた標的になっている事に気付いても、玲奈は大声を上げることも、逃げようとすることもなかった。声を上げれば、走って逃げれば、あの日のような辱めは避けられるのにも関わらず。


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