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初詣の悪夢
【レイプ 官能小説】

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初詣の悪夢-4

 どれくらい経ったのか、母は身繕いをして女子トイレから出てきたものの、その足取りは重かった。

「母さん・・・何があったの?」

「・・・・私がオシッコをし終わって、ドアを開けたら、いきなり二人の男が個室に飛び込んで来て、私は便座に無理矢理座らされ・・・ゴメン、これ以上は・・・」

「うん、無理して話さなくて良いから!さっさとこんな場所から離れよう!!」

「ええ・・・ありがとう!」

 母はコクリと頷き、私達は本堂の方へと向かって歩き出した。だが、本堂の方に出るには、母が会いたくないあの男達が、屋台を出して店を並べる場所を通らなければならなかった。母はなるべく視線が合わないように、下を向き私の背後で隠れるように歩いて居たが、

「ヨッ、奥さん!さっきは御馳走様!!良かったら家のお好み焼き買ってってよ・・・奥さんならサービスしちゃうよ!!」

 タオルを鉢巻きにしたあのおっさんが、母に気付き声を掛けてくる、私はキッと男を睨み付けるも、男は悪びれる様子もなく、ニヤニヤしていた。母がチラリとおっさんを見ると、おっさんはポケットから携帯を取りだし、

「奥さん!さっきの忘れ物!!」

「アッ!?」

 おっさんが携帯を取り出したのを見た母の表情が変わり、ちょっと待っててと言うと、母は何故かおっさんの店に寄った。母は鉢巻き男と小声で何か会話すると、携帯を返して貰った。よく見れば、それは母に貸した私の携帯であった。母は渋い表情ながら、

「じゃ、じゃあ・・・お好み焼きを三つ!」

「へい、毎度!奥さんには出来立てあげちゃうよ!!」

 おっさんが手際よくお好み焼きを切り分け、パックに盛りつける様は、確かに手際は良かった。

「母さん!」

 そんな奴の店から買うなと言おうとした私だったが、ひょっとしたら、母は脅されているのかと考え、迂闊な真似は出来無いのではないかと考え、成り行きを見守った、

「おい、辰!お前の店も奥さんに何かサービスしろよ!!」

「ハハハハ!さっきの俺達の物を思い出しちゃうかな?奥さん、極太フランクフルトサービスしちゃうよ!!」

「・・・・・・・・」

 パンチパーマの男の店は、フランクフルトを売っていて、ニヤニヤしながら母に差し出すと、母は微妙な表情を浮かべながらそれを受け取った・・・

 母は私に目で合図を送ると、伏し目がちにそそくさと小走りに離れた。私も後を追おうとすると、

「兄ちゃん、お袋さんに来年も待ってるよって伝えておいてくれ!!」

 からかい半分に鉢巻きのおっさんに言われたが、私はシカトをして母の後を追った・・・

 母の身を案じ、母は一刻も早く家に帰りたいだろうと考えた私は、タクシーで家まで帰った。

 家に着くと、テレビは箱根駅伝の中継を映していたが、父は大鼾で熟睡しており、母はそんな父の顔をキッと睨み付けるも、時計を見ると慌てたように、

「よ、良かった!まだ11時ちょっと過ぎだわ・・・今からなら銭湯間に合うわ!お母さん、銭湯に行ってくるから!!」

「分かった・・・一人で大丈夫?」

「ありがとう・・・大丈夫よ!!」

 洗面器と着替えを持って、母は銭湯へと出掛けて行った・・・

 当時住んで居た家には風呂が無く、私達は銭湯通いをしていました。銭湯通いをしている人は分かると思いますが、銭湯は、正月の三が日、元旦と三日は休業するものの、二日の日は朝風呂をやって居ます。時間はまちまちでしょうが、私達が通っていた銭湯は、8時〜12時まで営業していました。

 私は妙に疲労感があった為、銭湯に行くのを止め、自分の部屋に戻り、友人からメールが来てないかチェックをしていると、見た事の無いアドレスに送信しているのに気付き小首を傾げた。内容を確認した私は思わず驚き、

「こ、これ・・・母さんが犯された時の・・・」

 私のメールから送信されたのは、

 母が鉢巻き男にバックで犯されている姿・・・

 母がパンチパーマにバックで犯されている姿・・・

 母が便座に座った鉢巻き男に背面座位で犯されている姿・・・

 坊主頭にフェラされている姿・・・

 そして、私が見た犯された後の母の姿・・・

 母は、男達に私の携帯で犯されて居る姿を撮られて居た・・・

 おそらく、当時はまだ写真付き携帯はそれほど出回って居なかったので、男達の携帯にはカメラ機能は無かったのでしょう。たまたま私の携帯に写真機能があると知り、男達は撮影して写メールを自分の携帯にしたのではないかと思って居ます。

 当時の携帯の画素は、それ程高くはなかったので、はっきり母だと識別出来るレベルでは無かったのは、不幸中の幸いでしたが・・・

 母には悪いと思いながら、私はその画像を見ながら、新年最初のオナニーをしたのでした・・・
                    完


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