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初詣の悪夢
【レイプ 官能小説】

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初詣の悪夢-1

 十年前、母と初詣に行った時の事をお話しします・・・

 私が高校を出て社会人になった最初の正月でした・・・

 当時母は45才、まあ、少しポッチャリ気味のごく普通の母親です。肉付きが良いのは確かなので、夏場などは、母の巨乳を凝視する奴も居ましたが、正月の寒い時期に、薄着になる筈も無く、母は綿の入った分厚い赤いジャンバーを着て、下は黒っぽいロングスカートを履いていました。私が小さい時は、母は一張羅の着物を着て、初詣に行っていた時期もありましたが、年々億劫(おっくう)になり、私が小学校に入った頃にはカジュアルな格好で初詣に行っていました。


 母はわりと信仰心があり、無事に就職出来た事のお礼を言いに、あんたも来なさいと言う事で、半ば無理矢理連れ出されたのでした。私達は2日の日、朝7時ぐらいにお参りに行きましたが、親父はといえば・・・面倒だからいいという事で拒否し、正月恒例の箱根駅伝を、酒を飲みながら見ていると言ってました。

 私達がよく行っていたのは、有名な大師や神社などでは無いけれど、電車で二駅ほど離れたお寺さんで、三が日には屋台が5、6件ぐらいは出ているお寺でした。そんなお寺でも、元旦は結構込んでいるので、私達は2日の日にしたのでした。

 お寺に着いたのは8時ちょっと前、メインの本堂周辺は、朝早い時間の割りには、そこそこの人がお参りに来ていました。ですが、本堂の裏側に回ると閑散としていて、訪れるのは屋台のおじさん達が、店で使う水をバケツや給水タンクに汲んだり、たばこを吸う休憩所みたいな場所がある程度、トイレも本堂側は改築して便座も温水便座に変えてありましたが、裏のトイレは洋式なものの、温水便座などでは無く、あまり利用する人も居ません。と言うか、裏にもトイレがあるなんて、そうそう知っている人は居ないと思います。

 私達がお参りを済ませ、お守りやお札などを買い終わり、さあ、トイレにでも寄って帰ろうかとなり、母がトイレに行ったのですが、女性なら分かると思いますが、女性のトイレは個数も少なく、並ばなきゃならないんですよねぇ・・・

 小走りに戻って来た母は、並んで待って居られないから、裏のトイレに行くと言うので、私達母子は、裏のトイレへと向かいました。裏に抜ける道には、少数の屋台小屋がありましたが、まだ時間が早い事もあり、ビニールシートが被せてありました。

 私達が裏側に行くと、屋台の準備をしている4人のおじさんが水を汲んだり、一服休憩してたりしました。

「じゃあ、トイレ行ってくるけど、あんたの携帯貸して!ついでにお父さんに、お昼屋台で何か買って帰るって伝えるから!」

「自分の携帯で掛ければ良いだろう?」

「忘れたわ!」

 そう言うと舌をペロッと出し、私が母に携帯を貸すと、母は小走りにトイレに向かいました。私は何となくその姿を見送っていると、一服していたおじさん達、水を汲んでたおじさんが、一斉に母の姿を見つめた気がしました。

(まあ、こっちのトイレはあんまり利用する人少ないからなぁ・・・)

 そう気にも止めなかったのですが、少しして、タオルを鉢巻き代わりにした人と、パンチパーマをした二人のおじさんがトイレに向かったのですが、男子トイレは手前なのに、何故か奥の女子トイレに入ったように見えたのです。私は、女子トイレの先にも手洗い場はあるので、そっちに行ったのだろうと思い、母が戻るのを待っていました。

 5分、10分、中々母は戻ってきません・・・


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